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#096「ゆうちょPay」とは?最大メリット機能はコレだ!ゆうちょペイの全貌を解説!マイナポイントの上乗せポイントも暫定1位!

キャッシュレス決済が人気になっている現在、ゆうちょ銀行でも「ゆうちょPay(ペイ)」が導入されています。ゆうちょPayは店頭での決済のほか、画期的なサービスを展開しています。また、ゆうちょPay(ゆうちょペイ)では新規利用者特典もあります。今回は、ゆうちょPayの具体的な使い方や、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

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ゆうちょPay(ペイ)とは?

ゆうちょPay(ゆうちょペイ)とは、株式会社ゆうちょ銀行のスマホ決済サービスです。スマホに「ゆうちょPay」のアプリをダウンロードし、QRコードで決済ができます。
PayPay(ペイペイ)んどと同じ仕組みです。ゆうちょPayは、スマホとゆうちょ銀行の口座があれば利用できます。「ゆうちょPayマーク」か「銀行Payマーク」のある店舗で利用でき、小銭いれずの決済が可能。そして1番の売りは、東急線の券売機で現金が下せるという機能があり、電車通勤をしている人には画期的な機能です。

ゆうちょPay(ペイ)のメリット

では、ゆうちょPayのメリットについて詳しくみていきましょう。

ゆうちょPay(ペイ)はゆうちょ銀行からすぐに引落とし

ゆうちょPayは、使った瞬間にゆうちょの口座から使ったお金が引き落とされます。ゆうちょPayを使って1000円の買い物をした場合、瞬間にゆうちょ銀行の口座から1000円が引き落とされます。クレジットカードの場合、いつどこでいくらカード払いをしたのかわかりにくいので使い過ぎのリスクがありますが、ゆうちょPay(ゆうちょペイ)なら残高以上の決済はできないので安心です。随時残高をチェックできるので、計画性を持って利用できます。

ゆうちょPay(ペイ)は使いすぎの心配がない

ゆうちょPayは、貯金残高の範囲内で使うことができるので、使いすぎる心配がありません。例えば、ゆうちょPayに5万円入金しておけば5万円以上使うことはできません。
クレジットカード(一部デビットカード含む)の場合、残高がなくても利用でき、注意して使わないとどんどん利用金額が増えます。
ゆうちょPayなら残高の範囲内でしか使えないので、使いすぎの心配がありません。

ゆうちょPay(ペイ)は支払いが簡単でスピーディー

ゆうちょPayの決済は、スマホアプリを起動してコードを読み取ってもらうか、自分でレジのQRコードをよみとるだけで終了です。小銭の出し入れが不要なのでスピーディーな支払いができます。支払いが簡単なので、店側にとってもメリットです。時間がかからないのでレジの行列も減りますね。お客さん・店舗スタッフどちらにもメリットがあります。

ゆうちょPay(ペイ)は未成年でも登録が可能

ゆうちょPayは、未成年でも登録ができます。これは、クレジットカードがなくても登録できるので未成年でも登録が可能なのです。ゆうちょPayは、ゆうちょ銀行・ゆうちょPay連携銀行の口座があれば利用できます。
今後はもっとキャッシュレス決済が拡大していくと予想されているので、未成年のうちから、ゆうちょPayを使うことで、計画的なお金の利用方法を学ぶ機械にもつながります。

ゆうちょPay(ペイ)は払込取扱票(請求書)の支払いも簡単

ゆうちょPayは、各種料金等の払込取扱票(請求書)の支払いもできます。対象となる払込取扱票には、ゆうちょPay支払用のQRコードが記載されているものです。
ゆうちょPay(ゆうちょペイ)は、払込取扱票をわざわざコンビニまで持って行く必要もなく、自宅で簡単に支払いを済ませることができます。
なかには決済手数料として100円程度かかるケースもありますが、手数料が掛かるものは少ないです。

ゆうちょPay(ペイ)はお得なプレゼントもある

他社のキャッシュレスサービスでは、いろんなキャンペーンが行われていますが、ゆうちょPayでも嬉しいキャンペーンがあります。
2019年5月のキャンペーンでは「登録者先着100万名・現金500円プレゼント」がありました。他社ではポイント付与が多いのですが、現金で500円が口座へ振り込まれるのは嬉しいです。また、2020年3月には、Twitterフォロー&リツイートでギフト券2,000円分のプレゼントがありました。不定期開催なのでキャンペーン情報はマメにチェックしておきましょう。

おサイフケータイやApple Payがないスマホでも利用OK

ゆうちょPayはアプリをインストールしておけば、簡単に利用できます。これは、おサイフケータイやApple Payがないスマホでも使えるのでとても便利です。
格安スマホのおサイフケータイの機能がないスマホでも、ゆうちょPayのアプリをインストールすればコードを読み取りだけで決済ができるので難しいこともありません。

ゆうちょPay(ペイ)は駅の券売機でキャッシュアウトできる

ゆうちょPay(ゆうちょペイ)の独自機能で、東急電鉄の券売機でキャッシュアウト(現金の引き出し)ができます。東急電鉄限定のサービスですが、通勤や通学で東急電鉄を利用している人にとっては非常に便利なサービスです。「PASMOをチャージに現金が足りない」「下車後に現金がいる」など、わざわざゆうちょ銀行のATMに行かなくても駅構内で現金が手に入ります、しかもキャッシュカードさえ不要です。
キャッシュアウトの方法は、券売機にあるQRコードを読み取ることで、ゆうちょ銀行(と横浜銀行)の口座に入ったお金を引き出すことができます。このサービスは日本初です。
手数料は下記の通り。

 

平日
8:45~18:00
110円
上記以外 220円

 

引出金額は、1万、2万、3万円で選択できます。駅で現金がないと気づいたときに、券売機でお金が引き出せるというのはゆうちょPayだけの画期的なサービスです。
キャッシュアウト機能に関して注意事項として

①東急線の「こどもの国線」など一部路線は非対応
②利用可能時間が5時~23時に制限

覚えておきたいのは終電間際は利用できないということです。

キャッシュアウトをする方法

ゆうちょPayのアプリを開く
メニューを選択し、「キャッシュアウト」を選択
引出金額を選択しスライド
取引暗証番号を券売機に入力
スマホに表示されたコードを券売機の読取機にかざす
⑥「読み取り」をしてキャッシュアウト完了

キャッシュアウトの手順は簡単なので、是非利用してみましょう。今後は、病院で使える可能性もある様子です。

ゆうちょPay(ゆうちょペイ)のデメリット

便利なゆうちょPayのもいくつかのデメリットがあります。ここからは、ゆうちょPayのデメリットについてみてみましょう。

ポイント還元がない

ゆうちょPayには、ポイント還元がありません。どれだけゆうちょPayで買い物をしてもポイントでキャッシュバックされるといった特典はありません。
他社のキャッシュレス決済では最低でも0.5%のポイント還元があるので、ポイ活する人にとってはまったくメリットはありません。

使えるお店がまだ少ない

ゆうちょPayがリリースされてからまだ間もないということもあり、使える店は少なめです。しかし、ローソン・セブンイレブン・ファミマなどメインのコンビニでは利用
可能。リリース時期からみると大分使えるお店は増えたので普通に利用できますね。
【ゆうちょPay使えるお店:公式HP】

 

ゆうちょPay(ペイ)の登録方法

ここからは、ゆうちょPay(ゆうちょペイ)の登録方法について解説します。ゆうちょPayを登録するのはとても簡単です。

まずはスマホにアプリをインストールする

ゆうちょPayを利用するには、スマホに「ゆうちょPayアプリ」をインストールします。ゆうちょPayアプリは、アンドロイド端末でもiPhoneでもダウンロードが可能です。
もちろん無料で利用できます。ダウンロードが可能な端末は以下のようになります。

【ダウンロード可能な端末】

IOS:10.0以降
Android:5.0以降

メーカーにもよりますが、2012年以降に発売されているスマホがほとんどなのでたいがいのスマホで利用できるハズです。

ゆうちょ銀行口座の情報登録などを初期設定する

ゆうちょPayアプリをダウンロードしたあとは、ゆうちょ銀行口座の等の初期設定が必要になります。その設定について順番に見ていきましょう。

メールアドレス・IDを入力
※確認メールを受信しないといけないので受信拒否設定は解除しておく
メールで届く「確認コード」の6ケタの数字を入力
名前や生年月日などの基本情報を入力
※キャッシュカードの暗証番号と違うものに設定する必要がある
口座情報設定の「口座設定に進む」をタップ⇒ゆうちょ銀行を選択
「金融機関へ」で利用規定確認後「同意ボタン」タップして口座番号(記号・番号)を入力
キャッシュカードの暗証番号を入力
⑦登録内容を確認したら「口座振替申込」をタップで完了

ゆうちょPay(ペイ)の使い方

ゆうちょPayの初期設定が完了したら、決済ができるようになります。ゆうちょPayは、基本的にゆうちょ銀行やゆうちょPay連携銀行の口座にお金があればその範囲内で使うことが可能です。

ゆうちょPay(ペイ)のチャージ方法

他のなんとかPayと違い、ゆうちょPayはアプリ内で「チャージ(入金)」という操作は不要です。ゆうちょ銀行や横浜銀行などのゆうちょPay連携銀行の口座に残高があればOKです。なので、利用限度額=残高となるため、3万円までしか使わないようにするには3万円だけを口座に入れておくと使い過ぎの心配がありません。逆に言えば、口座に残高がないと利用できないので注意しましょう。

ゆうちょPay(ペイ)で店頭レジでの支払方法

ゆうちょPayは、提携店での買い物時に、表示されたコードを読み取って簡単に支払うことができるシステムです。
支払い方法は、店側がコードを読み取る「ストアスキャン方式」と、自分がコードを読み取る「ユーザースキャン方式」があります。
まずは、店側がコードを読み取る方法から見ていきましょう。

店側にコードを読み取ってもらう方法

まずは店側にコードを読み取ってもらう「ストアスキャン方式」です。

ゆうちょPayアプリを立ち上げ、取引暗証番号を入力
支払方法選択画面がでたら左側のコード表示を選択
中心のマークをタップして暗証番号を入力
④コードが表示されたら店側に読み取ってもらい完了

店側がコードを読み取る方法は、自分がアプリのコード画面を提示するだけでスピーディに支払うことができとても便利です。
このストアスキャン方式は、店側のレジにコードを読み取る機能がないとできません。そのため、現在この方式が使える店はコンビニや飲食店など、大手チェーンに限定されていることが多いです。

自分でコードを読み取る支払い方法

自分でコードを読み取る方法は「ユーザースキャン方式」とも呼ばれ、上記した「ストアスキャン方式」ができない小売店で支払う方法です。

ゆうちょPayアプリを立ち上げ、暗証番号を入力
支払方法選択画面で「コード読み取り」を選択
起動したカメラで店側のQRコードに画面を読み取る
支払金額を入力して「スライドしてお支払い」をスライド
⑤暗証番号を入力したら完了

自分が店側のコードを読み取って支払いをする「ユーザースキャン方式」は、多くの小規模店舗で広まっています。店舗側のQRコードはレジ付近に設置されているので、そのQRコードをスマホアプリのカメラ機能で読み取り、ユーザーが支払い金額を入力します。店員が金額を確認した後完了するため、店側がコードを読み取る方法よりも時間がかかります。店側としてはQRコードがあれば機器さえ不要なので、小売店などでも手軽にゆうちょPayを導入できます。

 

ゆうちょPay(ペイ)で払込取扱票(請求書)の支払方法

ゆうちょPayは、各種料金等における「払込取扱票請求書の支払い」もできます。これはLINEペイやPayPayでも導入しているサービスです。

振込取扱票に「ゆうちょPay」のバーコードがあるかを確認
②ゆうちょPayアプリで暗証番号を入力
「コード読み取り」を選択
起動したカメラで払込取扱票(請求書)のコードを読み取る
⑤金額に間違いがなければ、取引暗証番号を入力し完了

ゆうちょPayを使った振込取扱票の支払いは、コンビニまで行く必要もなく自宅で簡単に支払ができるのでとても便利です。

ゆうちょPay(ペイ)のキャンペーン

ゆうちょPayでは、お得なキャンペーンが展開されています。開催は不定期なのでマメにチェックしておきましょう。

デビューキャンペーン

ゆうちょPayでは、初めて利用する人を対象に、ゆうちょPayポイント500円がもらえるデビューキャンペーンを実施しています。もらえる条件としては、ゆうちょPayアプリをダウンロード&初期設定をしないといけません。アプリをダウンロードしただけではもらえません。1人につき1回のみです。(2020年7月現在)

マイナポイントキャンペーン

2020年9月始動予定の「マイナポイント」にゆうちょPayを選ぶと上乗せポイントとして1,500ポイントがもらえます。
新規デビューキャンペーンと合わせると合計2,000ポイントがもらえ、上乗せ金額としてはWAONとならび暫定1位のポイント付与となります。
(2020年7月1日(水)~2021年3月31日(水)

 

https://www.chocho-life.com/mainapoint-uwanose-ranking

 

公式Twitterキャンペーン

ゆうちょPay(ゆうちょペイ)は公式Twitterがあります。ゆうちょPayの公式アカウントをフォローして対象のツイートをリツイートすることにより、ギフト券が当たるキャンペーンがありました。抽選なので確実にもらえる訳ではありませんがリツイートくらいで当たればラッキーくらいですね。

 

ゆうちょPay(ゆうちょペイ)とPay-easy(ペイジー)の違いとは?

ゆうちょ銀行にはPay-easy(ペイジー)というサービスがあり、ゆうちょPayとの違いがいまいちわからないですね。
Pay-easyはインターネット上での買い物や公共料金などの払込書や請求書に対して、インターネットバンキングの「ゆうちょダイレクト」でゆうちょ口座から支払いができるサービスです。わざわざゆうちょ銀行に行かなくても自宅で支払いができます。Pay-easyは払込書がないと決済できないサービスで、インターネットでの買い物や公共料金などに使うのがメインです。

 

街の決済 請求書決済 決済できる
請求書
Pay-easy
ペイジー
Pay-easy
マークが記載
ゆうちょPay ゆうちょPay
マークが記載

 

ゆうちょPayは「街での決済」「請求書の決済」街での支払いで使うことができるサービスなので、全く違うものと思って大丈夫でしょう。
似ているところは、ゆうちょPayでも払込書や請求書の支払いができる点です。別物なので払込書や請求書に「ゆうちょPayマーク」「Pay-easyマーク」のどちらが記載されているかで、「ゆうちょPay」「Pay-easy(ペイジー)」を選ぶ必要があります。

ゆうちょPayまとめ

ゆうちょPayは、他のスマホ決済サービスと比べると機能は同じでポイント付与はないので、少々劣りますが、それをカバーするのが駅の券売機でお金が下せる「キャッシュアウト機能」だといえます。あとは、チャージの手間がいらないところですね。ごくシンプルに利用できるのでPay初心者には使いやすいかと思います。
しかも「ゆうちょ」口座なら日本全国で口座が持てるので、メガバンクがない地方の人でもスタートしやすいと思います。
現時点では、まだゆうちょPayの対応店舗は少ないですが、今後に期待!しかも、病院といった公共施設で使える可能性も高いので、アプリをインストールしてとりあえず500ポイントだけもらっておくだけでも後々使う機会があるかもしれません。興味がある人は是非検討してみてはいかがでしょうか。

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