2016年より、イオンの新しい共通ポイントサービス「WAON POINT(ワオンポイント)」が開始されしばらくが経ちました。「家族や地域社会とつながり、健康生活も応援するポイント」をコンセプトに、これまで電子マネーWAON(ワオン)の利用で貯められたWAON(ワオン)ポイントがリニューアルし、現金での買いものでもポイントを貯められるようになりました。そこで今回は、ややこしくなってしましたWAON(ワオン)とポイントについて徹底解剖します。
WAON(ワオン)とは?
「WAON」は、イオンが提供する電子マネーで、事前にチャージ(入金)して利用すると、買物に利用できるポイントもたまります。同じような部類だと、電子マネーnanaco(ナナコ)があります。電子マネーWAONに対応している店舗限定で、レジで決済すると「わぁおん!」と鳴ります。
※表は横にスライドできます。
種別 | 内容 | 商品名 | 特典 |
提携 WAON カード |
各提携企業×WAON の電子マネーカード |
三井住友カードWAON クロネコメンバーズWAON 近畿日本ツーリストWAON 吉野家WAON |
・年会費無料 ・発行手数料0~300円 ・ポイント機能付き |
キャッシュ カード 一体型 |
イオン銀行が発行する キャッシュカード機能が ついた電子マネーカード |
イオン銀行キャッシュ+デビット イオン銀行キャッシュカード イオンカードセレクト |
・年会費無料 ・発行手数料無料 ・イオン銀行口座からチャージ可能 ・イオングループP2倍 ・毎月10日イオンでP5倍 |
クレジット カード 一体型 |
イオンカードが発行する クレジットカード機能が ついた電子マネーカード |
イオンカードセレクト イオンJMBカード (JMB WAON一体型) コスモ・ザ・カード・オーパス |
・年会費無料 ・発行手数料無料 ・クレジットチャージ機能 ・オートチャージ機能 ・イオングループP2倍 ・毎月10日イオンでP5倍 |
WAON カード |
現金チャージのみの 電子マネーカード |
WAONカード | ・年会費無料 ・発行手数料300円 ・ポイント機能 |
WAON カード プラス |
イオンカード会員限定 の電子マネーカード |
WAONカードプラス | ・年会費無料 ・発行手数料300円 ・ポイント機能 ・オートチャージ機能 ・クレジット機能 |
モバイル WAON |
電子マネーが スマホで使える |
モバイルWAON モバイルJMB WAON Googlepay |
・年会費無料 ・発行手数料無料 ・ポイント機能 ・オートチャージ機能 ・クレジット機能 |
WAON(ワオン)を申込むには?
WAONの申込み方法は、カードの種類によって申込み場所と方法はさまざまです。WAONの種類は、単体でのWAONカードやクレジットカード一体型、モバイルアプリから選べます。種類の確認は公式サイトをご覧ください。
【店頭】
イオン、ビブレ、マックスバリュ、ミニストップといったイオン系列の店舗
【窓口】
WAON発行クレジットカード会社の窓口、郵送、インターネット申込み
【モバイル】
アプリをダウンロードする必要があります。
AndroidならスマホでWAONの支払いができる
WAONには「モバイルWAON」というモバイル決済のアプリがあり、わざわざカードを発行しなくてもWAONを利用することもできます。Google Playで「モバイルWAON」のアプリをダウンロードし、「WAON」を発行します。お店に行かなくてもアプリからクレジットカードでチャージもでき便利です。支払いはスマホをレジでかざすだけで完了します。機種変更時も残高の移行や、紛失の場合の再発行も可能です。iPhoneの場合は、かざしてWAON決済することはできません。現状、Androidのみ対応です。
種類 | 内容 |
Google Pay | WAONをはじめ、Suicaやnanacoなど様々な電子マネーを一括で使えるアプリで、インストールして会員登録するだけで簡単に使用できます。またWAONステーションという端末の利用が可能なので、センター預かりのポイントの受取や、ポイントチャージ、残高限度額変更がステーション上で可能です。 |
モバイル WAON |
WAON専用のアプリとしては機能も充実しており、使いやすいベーシックなアプリです。基本的な機能と以下の機能があります。
チャージも端末を使った現金チャージだけでなくクレジットカードチャージも出来ます。
|
モバイル JMB WAON |
上記のモバイルWAONと同じですが、貯まるポイントが「マイル」になります。
|
WAONの「ポイント」の種類
イオン発行しているカードは主に3種類で、カードによって、貯まるポイントもそれぞれ違います。
※表は横にスライドできます。
名 称 | 電子マネー WAON |
WAON POINT カード |
イオン カード |
種類 | 電子マネー (カード・アプリ) |
ポイント カード |
クレジット カード |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 (一部有料) |
発行手数料 | カードの場合 300円 ※一部無料もあり |
無料 | 無料 |
貯まる ポイント |
電子マネー WAON ポイント |
WAON POINT |
ときめき ポイント |
利用ポイント の貯め方 |
電子マネー WAONで 支払いする |
・現金 ・ギフト券 ・商品券 ・WAON 以外の電子マネー ・イオンカード以外 のクレジットカード 利用時にカード 提示する |
イオンカード で支払いする |
主な機能 | ・電子マネーWAONの利用 ・電子マネーWAONポイントを貯める (要会員登録) |
WAONポイント を貯めるだけ |
・クレジットの利用 ・ときめきポイントを貯める ・キャッシング機能 ・電子マネー機能、等 |
対象店舗 | WAON 加盟店 |
WAON POINT 加盟店 |
イオンカード 加盟店 |
ポイント 還元率 (利用) |
200円 で1pt |
200円 で1pt |
200円 で1pt |
ポイント 還元率 (チャージ) |
・200円で1ポイント ・オートチャージのみ ・イオンカードセレクトのみ対象 |
― | ― |
利用 レート |
1pt=1円 | 1pt=1円 | 1pt=1円 |
ポイント の交換 |
不要 | 不要 | 必要
・電子マネー |
ポイント チャージ の作業 |
必要 | 不要 | 不要 |
ご覧のとおり、それぞれ独立したポイントで、「電子マネーWAON」であれば、「電子マネーWAONポイント」が貯まります。電子マネーWAONは、支払い200円につき1ポイントが付与されます。これまでは、電子マネーWAONで貯まった「電子マネーWAONポイント」は、「WAON」へチャージするしかなく手間もありましたが、ポイントカードの場合は、カードを提示し、ポイントで支払う旨を伝えるだけで1ポイント=1円として、支払額に充当することができ手軽になりました。さらに貯めたポイントは家族シェアやプレゼントすることもでき使い道の幅が広がりました。WAONポイントの有効期限は、最大で2年間のためポイントの失効には注意しましょう。
「WAON POINT」と「電子マネーWAONポイント」の2種類がある
実は、イオンには「電子マネーWAONポイント」と「WAON POINT(ワオンポイント)」のふたつが存在します。WAONは電子マネーのことで、この電子マネーを使うことでもらえるポイントが「電子マネーWAONポイント」です。そして、新しく登場した現金払いの時にもらえる「WAON POINT」の2種類です。ただし、会員登録をすると、「電子マネーWAON」でも「WAON POINT」が貯まります。ちなみに「WAON POINT」は「電子マネーWAONポイント」に交換もできます。
WAON POINT(ワオンポイント)とは
「WAON POINT」は2016年にできた、イオングループの新しい共通ポイントサービスです。現金での買いものでもWAONポイントが貯められるサービスで、TポイントやPonta(ポンタ)ポイントのようにポイントカードを提示するだけで、支払額200円(税込)ごとに1ポイントを貯めれます。このポイントがアルファベット表記で「WAON POINT」になります。ややこしいですが、「電子マネーWAONポイント」とは別物です。今後は、電子マネー専用のポイントを「電子マネーWAONポイント」、「WAON POINT」をグループの共通ポイントサービスにしていくようです。利用範囲はイオングループのみであまり広い範囲では使えない感じです。
たまった「WAON POINT」は、そのまま商品の支払いの充当や、カタログギフト・商品券に交換できたり、「電子マネーWAON」にチャージも可能です。
「電子マネーWAON」にチャージの場合は、WAONステーションやイオン銀行ATM(一部除外)で「電子マネーWAON」に交換(同時にチャージ)した後、全国のWAON加盟店で支払いに利用できます。 家族登録した会員間ならポイントの合算や、友人間でポイントをプレゼントすることも可能です。
電子マネーWAONポイントとは?
電子マネーで貯まるポイントは「電子マネーWAONポイント」というくくりになり、「WAON POINTカード」で貯まる「WAON POINT」とは異なります。電子マネーWAONではポイントカードとしての機能はなく、電子マネーの決済したときだけポイントがもらえる仕組みです。
イオンカード(WAON(ワオン)一体型)を除く「電子マネーWAONポイント」は、「WAON」に交換しないと使えません。そのまま利用することは不可能です。「電子マネーWAONポイント」を利用したい場合は、WAON(ワオン)加盟店に設置されたWAONステーションでWAONに交換する必要があります。100ポイントを貯めるごとに、100円分のWAONに交換が可能です。交換した「WAON」はチャージして支払に充当できます。「電子マネーWAONポイント」の有効期限は、1年間のポイント加算期間を含む最大2年間で、有効期限を過ぎた「電子マネーWAONポイント」は失効します。ただし、電子マネーWAONで「WAON POINT会員登録」を行うことにより「電子マネーWAONの利用」で上記の「WAON POINT」が獲得できるようにもなります。
※イオンカード(WAON一体型)のWAON支払いの場合は会員登録不要、貯まった「WAON POINT」は、WAONステーションで「電子マネーWAONポイント」へ交換でき、チャージが可能です。
※イオンカード(WAON一体型)の場合、貯まったWAON POINTを直接利用できます
「WAON POINT」が貯まる設定にする意味とは?
「電子マネーWAON」で貯まるポイントを「WAON POINT」にするメリットは何なのでしょうか?2018年3月7日より「電子マネーWAON会員」に登録することで、「WAON POINT」が貯まる電子マネーとしても使えるようになりました。はっきり言って、既存のWAONユーザーからすると分かりにくいという意見もあるでしょうが、電子マネーWAON会員に登録することで、以下のようなメリットもあります。
月間利用ポイントが貯まる
月間利用ポイントとは、本来200円につき1ポイントが貯まるWAON POINTとは別にもらえるポイントです。月間累計利用金額500円につき1ポイントが付与されるようになり1,000円買い物すれば、5ポイント+2ポイントが付与されるので、0.5%還元から0.7%還元率upとなります。ポイントの還元率が上がるのは、利用者にとっては嬉しい内容です。ただし、注意点として、「WAON POINT」はイオン加盟店のレジで提示するだけでそのままポイントが使えますが、電子マネーWAONの場合には、前述した利用方法の手間が必要になります。
紛失・盗難した場合でも、残高が保証される
電子マネーWAONを紛失・盗難した場合、これまで残高保証が可能になります。登録することにより残高履歴がたどれるためです。個人情報を登録しなければなりませんが、メリットもあるので、安心して利用できるようになります。他にも下記の特典があります。
- 電子マネーWAONポイントの合算
- WAONネットステーションの全機能の利用
WAONポイントの合算は複数枚WAONを持っていた場合、1枚にまとめるサービスです。ネットステーションはクレジットカード機能が付いていないWAONカードのみICカードリーダーを使用することで、ネット上で利用履歴やポイント照会サービスを利用できます。
WAONへのチャージ方法
WAONを使うには最初にお金をチャージ(入金)しないと使えません。チャージした金額内で繰り返し支払いができます。一度チャージすると返金はできないので、最初は少額チャージをおすすめします。
方法 | 内容 |
現金 | WAON対応の店舗のレジで「チャージしたい」と伝えればできます。イオン、ミニストップ、ファミリーマート、ローソンでも現金チャージが1,000円から可能。初めてWAONを使う人は、手軽な現金チャージからはじめてみましょう。 |
クレジット カード |
イオンの店舗に設置してあるWAONステーションで、クレジットカードからその都度チャージすることができます。ただしクレジットカードでのチャージできるのは、イオンカードとイオンJMBカードだけです。 |
イオン銀行 の口座から |
イオンの店舗に設置してあるWAONステーションで、チャージが可能です。操作は誰でも簡単に使えるようになっています。そのほか、WAONチャージャーやイオン銀行ATMでもチャージが可能です。 |
ポイント |
「電子マネーWAONポイント」「WAON POINT」どちらもWAONにチャージできます。WAONステーションでWAONに交換できます。単位は100ポイント(100円分)のWAONに交換できます。 |
外貨 | 羽田空港、福岡空港の国際ターミナルに設置の外貨両替サービス「ポケットチェンジ」で外貨からWAONに交換ができます。海外旅行で余った外貨を直接チャージ可能です。 |
オート チャージ |
オートチャージはあらかじめ設定した金額を下回った場合、設定した金額が自動的に入金される機能です。「チャージが面倒」、「残高不足が心配」、と思っている人には便利な機能です。オートチャージの設定は、WAONステーション・イオン銀行ATMできます。イオンが発行するクレジットカードのみ対応で、いつでも解除することができます。 |
チャージ方法はWAONの種類によって違う
チャージ方法は、お使いのWAONの種類によって違ってきます。下表は、WAONの種類ごとのチャージ方法とポイント(マイル)付与の一覧です。
チャージは1,000円単位で、最大50,000円まで(1回の限度額は49,000円)
WAON の種類 |
チャージ 方法 |
ポイント 加算 |
WAON カード |
現金 | ― |
JMB WAON カード |
現金 | ― |
クレジット カード |
200円で 1マイル |
|
クレジット 一体型 WAON |
現金 | ― |
クレジット カード |
― | |
キャッシュ カード一体型 WAON |
現金 | ― |
イオン銀行 口座 |
200円で 1ポイント (オートチャージ) |
|
モバイル WAON |
現金 | ― |
クレジット カード |
― | |
モバイル JMB WAON |
現金 | ― |
クレジット カード |
200円で 1マイル |
チャージ方法によって、チャージポイントがつく場合とつかない場合があることも分かります。加盟店での利用ではどれでも200円につき1ポイント貯まり、WAONの還元率は最低でも0.5%は確保できますが、チャージポイントも獲得できれば2倍となります。JMB WAONはクレジットチャージでもマイルが貯まりますが、WAONの場合はイオン銀行口座からオートチャージしないとチャージポイントは貯まりません。ただしキャッシュカード一体型WAONカードが必要となります。
WAONの使い方
では、実際の使い方をシチュエーション別でみてみましょう。
①店舗で使う(支払う)
WAON加盟店の店頭レジでは、店員に「WAONで支払います」と伝えると専用の読取機にWAONをあてるよう指示されるので、専用の読取機にWAONを軽くかざしてタッチするだけです。精算が完了した合図で「ワオン!」という決済音が鳴ります。携帯端末を離して精算は完了です。とても簡単で初めての方でも間違うことはないです。
※自動販売機でも利用可。
②ネットショッピングで使う(支払う)
ネットショップ(加盟店)で「カード」で支払いたい場合は、ICカードリーダーが必要ですが、モバイルWAON・モバイルJMB WAONで支払う場合はICカードリーダーは不要です。
③配送ドライバー端末で使う(支払う)
「イオンネットスーパー」や「ヤマト便の配送料」など、配送ドライバーが携行する端末でWAONカードでお支払いができます。
※チャージ・オートチャージはできません。
WAONが使える店は?
現在、WAONの加盟店舗、企業は100を超え、およそ50.3万ヶ所で利用することができます。イオングループの店舗である、イオン、ダイエー、マックスバリュ、ピーコックストア、まいばすけっとなどで利用でき、イオングループのネットショップでも利用することができます。コンビニでは、イオン系のミニストップをはじめ、ローソン、ファミリーマートなどでも利用できます。セブンイレブンでは競合となるnanacoを運営していますので、WAONの利用できません。ファーストフード店では、マクドナルド・吉野家など、ドラッグストアは、ウエルシア・ハックドラッグ・ツルハドラッグなど大手チェーン店です。そのほか、ビックカメラ、コジマ、エディオンなどの家電量販店でも利用可能。
【詳しくはコチラから】
【リアル店舗でためる】
日々のお買いものでWAONポイントが貯まります。利用可能店舗は以下の通りとなっています。
- イオン
- イオンスタイル
- イオンスーパーセンター
- イオンリカー
- イオンバイク
- ダイエー
- マックスバリュ
- マックスバリュエクスプレス
- ピーコックストア
- まいばすけっと
- アコレ
- ザ・ビッグ
- ザ・ビッグ エクストラ
- ザ・ビッグ エクスプレス
【ネットショッピングでためる】
イオンネットスーパーや、おうちでイオンなどのネットショッピングでもWAON POINTが獲得できます。
イオン系列店での一番お得な決済方法は?
WAON POINTの登場で、どの方法で支払うのが一番お得なのか知りたいところです。詳しくみていきましょう。まずイオンから発行されている各カードのイオンでの還元率をみていきましょう。
WAON POINT |
200円(税込) につき1pt 0.5% |
電子マネー WAON |
200円(税込) につき1pt 0.5% + 月間利用額 500円毎に1pt 0.2% |
イオンカード (WAON一体型) |
200円(税込) につき2pt 1.0% ※イオングループ 以外は0.5% |
カード単体の還元率で見た場合、イオンカード(WAON一体型)が1.0%還元と一番お得な計算になります。電子マネーWAON、イオンカード(WAON一体型)でのクレジット払いでは、それぞれ単体でポイントが貯まるので、「WAON POINTカード」を提示してもポイントは獲得不可。
しかし「WAON POINTカード」は「WAON以外の電子マネー」「各種イオンカード以外のクレジットカード」の利用の場合ポイントがもらえます。これを上手く利用してポイントの2重取り、3重取りでお得なポイント還元を受けられます。
実際の買い物で解説していきます。
イオングループの店舗で1,000円の買い物をした場合…
WAON POINT + 現金 |
5pt |
WAON POINT + リクルートカード |
12pt+5pt=17pt |
電子マネー WAON |
5pt+2pt=7pt |
イオンカード (WAON一体型) |
10pt |
「WAON POINT」+リクルートカード(1.2%還元)が1番多くのポイントが貯めれます。(※リクルートカード分のポイントはリクルートポイントでの付与)
各カードを単体で使うよりも、還元率の高いクレジットカードを併用することによりお得にポイントを獲得できるようになります。イオンで利用できる電子マネー・クレジットカードは以下の通りです。
電子マネー
- WAON
- iD
- au WALLET
- Suica
- PASMO
- ICOCA
クレジットカード
- VISA
- MasterCard
- JCB
- AMEX
- Diners
この中から、ポイント高還元率のものを使えば、イオンでお得に買い物ができるようになります。おすすめは、「リクルートカード」と「ビックカメラSuicaカード」です。どちらも年会費無料・高還元率で、Pontaポイントへ互換性の高いリクルートポイントが貯まり、使いやすいです。ビックカメラSuicaカードはSuicaへのクレジットチャージは1.5%の高還元となっているので、Suicaへチャージし「Suica支払い」+「WAON POINTカード」で2%のポイントが貯められます。
WAONポイントの貯め方
WAONポイントは、通常の支払利用ポイント以外にもいくつか貯める方法があります。細かいポイント数かもしれませんが、日常的にちまちま貯めるだけでも違ってきます。
WAONでの買物、キャンペーンの参加などでもらえるポイントです。
- チャージで貯める
- キャンペーンで貯める
- ボーナスポイント商品で貯める
- イオン銀行の利用で貯める
- 公共料金支払いで貯める
- サービスの利用で貯める
- リサイクルで貯める
- ウォーキングで貯める
WAONポイントの加算期間
加算期間は1年単位です。ただし初年度の加算期間は初回チャージから、1年経過後の月末まで、その後は1年ごとになります。
ポイントの有効期限
有効期限は1年間のポイント加算期間を含む最大2年間。有効期限を過ぎたWAONポイントは失効します。
「キャンペーン」で貯める
イオングループの店舗にはポイントがいつもよりも多くもらえるお得な日があります。「ポイントってなかなか貯まらない」と思っている人は、これらの日を狙ってして買い物に行くことをおすすめします。
お客さまわくわくデー
毎月5のつく日(5日、15日、25日)にイオンのお店で買い物すると、WAONポイントが2倍
ありが10デー
毎月10日に、対象店舗で電子マネーWAONを使って買い物すると、WAONポイントが5倍
毎週土日はハッピーゲートにタッチで貯める
毎週土、日曜日は対象店舗に設置されているハッピーゲート端末にWAONカードをタッチすると2WAONポイントが貯まります。最大10枚まで(1日)
対象店舗:●北海道・関東地区・東海地区・沖縄の総合スーパーイオン・イオンスタイル●イオンスーパーセンター●新潟・富山・石川・沖縄のマックスバリュ
火曜市トクトクポイント(北海道限定)で貯める
毎週火曜日開催、3,000円(税込)以上で100WAONポイントをプレゼント。
対象店舗:●北海道のイオン限定
「ボーナスポイント商品」で貯める
ボーナスポイント対象の商品を購入すると、通常のポイントとは別にボーナスポイントが貯まります。対象の商品はいつも同じではなく、時期によって変わります。例えば、生茶1本84円(税込)を3本買ったとき、合計252円となり、1ポイントGET。これが、ボーナスポイントの対象になっていると、1本につき10ポイントもらえるので、3本で30ポイント+通常ポイントの1ポイントで合計で31ポイント。いつもの30倍のポイントが獲得できます。こういった商品は飲料やお菓子に限らず、調味料やその他の食品や日用品など幅広い商品が対象になります。マメにチェックしてみましょう!
「ウォーキング」で貯める
WAONには、買い物以外にもポイントを獲得できる方法が数多く存在します。smart WAONではウォーキングアプリと連携することで「WAON POINT」がたまるサービスがあります。連携しているウォーキングアプリは複数あるので、自分にあったウォーキングアプリをみつけてください。8,000歩/日で1ポイントくらいです。
アプリ:RenoBody CARADA
「リサイクル」で貯める
地域の回収に出し忘れたなんてときも、イオンなら曜日や時間に関わらず回収してもらえるのは凄く便利です。しかもポイントまで貯まるとは正に一石二鳥!
※スマホの方は横の倒すと全画面表示されます。↓
ペットボトル | 5本 | 1 WAON ポイント |
古紙 | 1kg | 1 WAON ポイント |
紙パック | 10枚 (300g) |
1WAON ポイント ※ 店舗により異なる |
「クレジットカード」で貯める
チャージ対応のクレジットカードなら、発行手数料も無料な上、利用ポイントとチャージポイントでWで貯まります。具体的なポイント数はオートチャージで200円に付き1ポイント、200円支払うと1ポイントで2ポイント付くことになります。つまり還元率は1%で、WAON単体で利用するよりも2倍もお得になります。
またWAONポイントは他の電子マネーのポイントとは違いお得なシステムがあります。「月間ご利用ポイント」です。これは毎月WAONで月間累計利用金額500円ごとに1ポイントが翌月に付与されます。例えば今月のWAONの支払いが10,000円だった場合、翌月には20ポイントが自動で付与されます。これは大きなメリットです。ただし、会員登録が条件となります。
WAONポイントが貯まるクレジットカード
イオンカードセレクト
電子マネーWAONとクレジットカードが一体になったイオンカードセレクト。年会費無料で使え、ポイントもWAONカードと同等の基準で貯められます。もちろん、お客さまわくわくデーやありが10デーも適用されます。なお、クレジットカードであるため、審査がありますが仕事に就いている社会人であれば、審査に通る可能性が高いようです。イオンによく行く人はこのカードを持っている人が多いようですので、ぜひ検討してみてください。クレジット機能は使わなくてもOK。
イオンカードセレクト | |
年会費 |
無料 |
国際 ブランド |
VISA / JCB MASTERCARD |
ポイント 還元率 |
【利用】 0.5%~2.0% 【オートチャージ】 0.5% |
家族 カード |
3枚まで 年会費無料 |
ETC 年会費 |
無料 |
電子マネー 機能 |
ApplePay イオンiD |
付帯保険 | カード盗難保障無料付帯 |
【おすすめポイント】
●イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも基本の2倍! |
イオンカードはクレジットカード払いで毎日ポイント2倍
イオンカードは、イオングループのお店でクレジット払いをすると、いつでもポイント2倍になります。通常200円ごとに1ポイント(ポイント還元率0.5%)の所、200円ごとに2ポイント(ポイント還元率1%)にアップします。WAONカードは毎月5日・15日・25日のお客さまわくわくデーのみポイント2倍なので、お得に買い物できる日が10倍に増えます。イオンカードの支払いで貯まるポイントは「ときめきポイント」ですが、電子マネーWAONに交換できるので、使いみちに困りません。
クレジットチャージでポイントが貯まるのはセレクトのみ
イオンカードセレクトの電子マネーWAON機能で支払う場合は「WAONポイント」が200円ごとに1ポイント貯まります。こちらは通常のWAONカードと同じポイント還元率です。ただし「イオンカードセレクトを利用してWAONにチャージ → WAON払い」をすると、ポイント2重取りになり、合計のポイント還元率は1%にアップします。例えば10万円分のチャージで1,000円もお得になります。「ポイント2倍になるけど、あまりクレジットカードを利用したくない」「イオングループ以外でも電子マネーWAONをお得に使いたい」と思う人に、かなり有効的なテクニックです。電子マネーWAONへのクレジットチャージでポイントが付与されるのは、イオンカードセレクトだけです。とてもメリットの大きいポイント獲得術なので、現在イオンカードの新規申込者のうち、約半数の方がイオンカードセレクトを選んでいます。
ポイントが付くのは「オートチャージ」で、クレジットカード決済でのチャージではなくてイオン銀行からの引き落としによるオートチャージとなります。もともとイオン銀行機能もあるので、このためにわざわざ口座開設をしなければならない事も無いので問題はありません。ただ、残高が不足するとオートチャージされないので、常に口座に預金を入れておかなければなりません。
オートチャージで残高不足の心配なし
イオンカードセレクトでは、オートチャージ(自動入金)機能も付帯できます。WAONの残高が設定金額未満になると、自動的に一定金額がチャージされます。申請や設定変更はイオン銀行ATM、WAONステーション、インターネットから、いつでも可能です。チャージされた分は後日クレジットカードの請求として引き落とされます。例えば「WAON残高が1,000円を下回ったら、3,000円をオートチャージする」と設定した場合、WAON支払いで残高1,000円未満になった時に、自動的に3,000円分がチャージされます。後日、イオンカードセレクトへの請求で、チャージ金額の3,000円がイオン銀行の口座から引き落とされます。もちろん月間オートチャージ金額200円ごとに1ポイントが貯まります。
- 買い物時にWAONで支払う
(200円ごとに1ポイント) - WAON残高が少なくなってきたらオートチャージで残高を自動回復
- オートチャージした金額に対しても、200円ごとに1ポイント貯まる
オートチャージのメリット
- 手動でチャージをする必要がない
- チャージの為に行列に並んだり、現金を用意したりしなくて良い
- 残高不足で払えないという心配がない
WAONはプリペイド方式の電子マネーなので、どうしても「残高不足とその都度チャージ」がデメリットになります。オートチャージを活用すれば、残高不足やお財布の中の現金を気にせず、利用できるので、スマートな買い物ができます。
イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
年会費無料のイオンJMBカードならWAONポイントではなく、JALマイルを貯めることができます。ボーナスポイントやお客さまわくわくデーなどのイオンカードの特典はそのまま利用できるので、JALの飛行機に乗る予定がある人には最適です。
イオンJMBカード | |
年会費 | 無料 |
国際 ブランド |
VISA / JCB MASTER CARD |
ポイント 還元率 |
200円につき 1 JALマイル |
家族カード |
3枚まで 年会費無料 |
ETC年会費 |
無料 |
電子マネー 機能 |
ApplePay イオンiD |
付帯保険 | カード盗難保障無料付帯 |
【おすすめポイント】 ●毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%OFF ●(55歳以上の会員さま限定)毎月15日「G.G感謝デー」はお買い物代金が5%OFF |
コスモ・ザ・カード・オーパス
コスモ石油のガソリンがお得になるWAON一体型クレジットカードがコスモ・ザ・カード・オーパスです。イオンカードと同じでポイントもお客さまわくわくデーも適用されます。こちらのカードも年会費無料です。車でイオンに買い物に行く人なら、ぜひ検討してほしい一枚です。
コスモ・ザ・カード・オーパス | |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA / JCB MASTER CARD |
ポイント 還元率 |
0.5~1% |
家族カード |
3枚まで 年会費無料 |
ETC年会費 |
無料 |
電子マネー機能 |
ApplePay |
付帯保険 | カード盗難保障 無料付帯 |
【おすすめポイント】 ●入会から3ヶ月間、初回給油から最大50Lまで、1Lにつき10円キャッシュバック ●会員価格で燃料油がおトクに! ●イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも2倍! ●毎月20・30日の「お客さま感謝デー」5%OFF! ●毎月10日「ときめきWポイントデー」ときめきポイントが2倍! ●(55歳以上の会員さま限定)毎月15日「G.G感謝デー」はお買い物代金が5%OFF |
イオンカードで貯まるときめきポイント
『ときめきポイント』とは、イオングループが発行するクレジットカード『イオンカード』の利用時に貯まるポイントです。他の一般的なクレジットカード同様、ショッピングだけでなく、公共料金・携帯料金・家賃などの支払いにも利用でき、全てポイント還元の対象になります。税込200円のカード利用ごとに1ポイント貯まるため、ポイント還元率は0.5%です。貯まったポイントは、ショッピングに利用できるほか、さまざまな商品との交換が可能です。ときめきポイントの有効期限は、誕生日月およびポイントの獲得期間により、最短1年~最長2年までの変動型となっています。
WAONポイント2重取りにはイオンカードセレクトが必要
ここでチャージでポイントを貯める方法を、もう一度まとめておきましょう。WAONのチャージでポイント(マイル)を貯めようと思ったら、以下のように特定の組み合わせでチャージする必要があります。それ以外の方法ではポイント2重取りはできません。
使用カード | WAON | チャージ方法 |
イオンカード セレクト |
カード搭載 のWAON |
イオン銀行口座 オートチャージ |
JALカード | ・JMB WAONカード ・モバイルJMB WAON |
クレジット チャージ |
イオンカードセレクトなら税金の支払いでもWAONが貯まる
また以下のような支払いでもWAONが貯まります。ただしこれにはイオン銀行の口座を使用するため、キャッシュカード一体型のイオンカードセレクトへの入会が必須です。
WAON 獲得方法 |
内容 |
イオン銀行 利用 |
・給与口座指定で毎月10ポイント ・公共料金払い1件につき毎月5ポイント |
WAON 納税 |
・ミニストップ収納代行サービスを利用 ・オートチャージ0.5%分が貯まる |
WAON納税は最近始まったばかりの新しいサービスで、イオンカードセレクトを使えば納税額の0.5%分のポイントが貯まります。残念ながら2重取りはできませんが、お得な納税方法としてオススメですよ。
WAONポイントの利用方法
「電子マネーWAONポイント」は、貯まったポイントをそのまま使えません。貯まった「電子マネーWAONポイント」を、WAONに交換チャージすることによって、使えるようになります。「電子マネーWAONポイント」1ポイントにつき、1円として利用が可能になります。「電子マネーWAONポイント」をチャージする方法としては、主に2つの方法があります。
WAONステーションにてポイントチャージを行う
時間にして数分程度の作業で簡単ですが、やはり店舗でなければ、ポイントのチャージができないのはネックかもしれません。買い物とペアだと思えば店頭に行ったときに忘れずにチャージできます。もう一つの方法としては、「WAONネットステーション」からチャージする方法です。
WAONネットステーションを使ってポイントチャージを行う
WAONネットステーションは、WAON専用のページになっており、ポイントチャージや、クレジットカードチャージも可能になります。ただし、「リーダー」と呼ばれる電子マネー読み取り専用端末を、購入する必要があります。リーダーがあると自宅のパソコンでポイントチャージが可能です。わざわざ足を運んでまでチャージする必要がなくなるので、とても便利にはなります。この2つ以外にも、
- ファミポート
- イオン銀行ATM
- モバイルWAONアプリ
でもポイントチャージができ、操作方法やかかる時間もWAONステーションやWAONネットステーションとさほど変わりません。
WAONのお得な使い方はある?
電子マネーWAONでは、以下のようなお得な使い方が可能になっています。
コンビニでポイントの2重取りができる
電子マネーWAONを利用することで、ポイントの2重取りが可能になります。WAONは加盟店であれば、利用ポイントが200円につき1ポイント貯まります。さらに、コンビニのポイントカード提示でも貯まり、ポイントの2重取りが完成します。例えば、ファミリーマートやサークルK・サンクスでは、Tポイントとのポイントの2重取りができます。
ポイントの種類は分散してしまいますが、還元率はアップします。
コンビニ | ポイント の種類 |
ローソン | Pontaポイント dポイント |
ポプラ | 楽天スーパー ポイント |
スリーエイト | |
生活彩家 |
上記のコンビニで、ポイントの2重取りが可能になりますので、ぜひ活用しましょう。
WAONポイントではなく、マイルも同じように貯めることができる
電子マネーWAONでは、「JMB WAON」というマイル専用のWAONも存在します。イオンのポイントではなく、マイルを貯めたい方にとっては、重宝できるカードです。
仕様は、通常のWAONと同じです。WAONポイントではなく、マイルが貯まるだけの違いです。
WAONとnanaco、実際どっちがお得?
WAONもnanacoもコンビニでの利用が多い電子マネーで人気です。これから利用してみたい!という人にとっては、どちらにしたらいいのかわかりません。各項目に分けて、どちらがお得なのかみてみましょう。
WAON | nanaco | |
カード発行 | 年会費なし 発行手数料300円 |
年会費なし 発行手数料300円 |
利 用ポイント |
200円につき1pt ※イオングループ対象店舗は 会員登録済のWAONなら 2ポイント |
200円に つき1pt |
チャージ ポイント |
イオンカード セレクトのみ 200円につき1pt (オートチャージ限定) |
セブンカードのみ 200円につき1pt |
その他 特典 |
●5のつく日は、ポイント2倍 ●毎月10日はポイント5倍 ●20・30日お客さま感謝デー5%OFF |
●イトーヨーカドーで8の つく日は、食料品・衣料 品・住まいの品が5%OFF●全国のアリオやイトーヨ ーカドーの専門店街で2 00円(税込)で4ptを加算 |
加盟店数 | 約50.3万店舗 | 約33万店舗 |
ミニストップ | 〇 | ✕ |
セブン イレブン |
✕ | 〇 |
ローソン (系列店含む) |
〇 | ✕ |
ファミリー マート |
〇 | ✕ |
ポプラ | 〇 | ✕ |
サークルK | 〇 | ✕ |
表を見ていくと、ポイントの還元率では同等です。しかし、nanacoの強みの一つに、クレジットカードでもポイントのつかない税金の支払いもnanacoで支払うことで、ポイントが貯まるといった特徴があります。WAONは、イオン全体で取り組んでいるキャンペーンも多いため、割引やポイント変倍などの特典が多いです。キャンペーン特典や加盟店舗数、コンビニの店舗数では、WAONが優勢圧勝です。それぞれ良し悪しがあるため、一概にどちらがいいとは断言できませんが、自身のライフワークに合った方を使うのがよさそうです。
WAONのメリット
電子マネーWAONを使うメリットについてまとめましたので、ご覧ください。
素早くキャッシュレス決済できる
やはり素早く支払いができることは、大きなメリットでしょう。電子マネーなら小銭を取り出す必要もなく、お釣の間違いの心配もありません!WAONを持っていれば、イオングループでの買い物がスムーズになります。
買い物ごとにポイントが貯まる
WAONにはWAONポイントというものがあり、買い物を200円(税込)するごとに1WAONポイントもらえます。貯まったポイントは1ポイント=1円として換算され、会計のときの支払いで使えます。現金払いだと何も得することはありませんが、電子マネーWAONなら、10万円分で500円分のポイントが貯まるのでお得です。
税金や公共料金の支払いも可能
WAONでは、税金(住民税、固定資産税、自動車税など)や公共料金(電話、電気、ガス、水道料金など)を支払うことができます。対応コンビニは、ミニストップ、ローソン、ファミリーマートです。ただし、この税金、公共料金の支払いに関しては、ポイントがつかないので注意してください。
残高をいつでも確認できる
「いまの残高いくらかな?」と思うことがあるかもしれませんが、WAONの残高は、ウェブサイト「WAONネットステーション」を使えば、自宅のパソコンで簡単に確認することができるので、安心です。そのほか、イオン店内の情報端末機「WAONステーション」、「WAONチャージャー」、「イオン銀行ATM」でも確認できます。レジで会計する店員さんに聞いても確認できます。
モバイルWAONならカードも不要
Androidのスマホ限定になりますが、「モバイルWAON」を利用することができます(iPhoneは利用不可)。アプリには2種類あり、WAONポイントが貯まる「モバイルWAON」とJALマイルが貯まる「モバイル JMB WAON」があります。発行手数料が無料で始めることができます。また、決済する際には、レジでスマホをレジ端末にかざすだけでカードも不要です。「カードを持ちたくない!」という人におすすめです。
WAONデメリット
つぎは、おもなデメリットをみてみましょう。
300円の発行手数料がかかる
WAONカードは発行手数料として、300円かかります。確かにWAONカードで支払うとポイントが貯まるので、現金よりもお得なのは本当です。しかし、最初に発行手数料300円を取られているので、最低でも300円分のポイントを貯めなければWAONカードの元が取れず、逆に損ですね。WAONカードで300ポイント貯めるのは簡単ではありません。「WAONカードで6万円分の買い物をしないと発行手数料300円の元が取れない」のです。
現金派にはWAON POINTカードの選択肢も
イオングループ対象店舗での支払い時に、WAON POINTカードを提示すると、
現金払いでもWAONポイントが貯まったり、お客さま感謝デーで5%OFFに
なったりします。発行手数料や年会費は無料なので、現金派の方はWAON
POINTカードを持つ選択肢もあります。
ポイント還元率が低い
買い物の利用金額200円につき1WAONポイントが還元される仕組みです。(1WAONポイント=1円相当で、ポイント還元率は0.5%)他にもイオンなど対象店舗の支払いで、毎月5日・15日・25日のお客さまわくわくデーはポイント2倍、毎月10日のありが10デーは5倍とポイントアップ特典が受けられます。電子マネーWAONの支払いで300WAONポイントを獲得するのに必要な購入金額は以下のとおりです。
通常の買い物(1倍):6万円
お客さまわくわくデー(2倍):3万円
ありが10デー(10倍):6千円
また毎月20日・30日のお客さま感謝デーで全品5%OFFの場合は、6,000円分の買い物をすれば300円の割引になります。これでようやくカード発行分の元が取れて、以降は使えば使うほど現金払いよりもお得になります。しかし、ポイントアップや5%OFFなどの割引優待がない場合、5万円分の買い物をして250ポイント、10万円分で500ポイントというのは、ポイント還元が低いです。
チャージがめんどくさい
WAONはプリペイド型の電子マネーなので、支払金額よりもWAON残額が少ないと支払いができません。その場で現金チャージ(1,000円以上)するか、不足分を現金で支払う必要があります。現金併用にすると、現金で支払った分の金額はWAONポイントの対象外になるので、WAONを使うメリットが薄まります。レジやATMの列待ちや、チャージの手間や時間がとなると、使いにくさはあります。
Apple Payはできない
「WAONをApple Payで!」と思った人もいるかもしれません。しかし、残念ながら、WAONをApple Payで使用することはできません。現状、WAONでスマホ決済するなら、Androidのスマホのみとなります。
WAONポイントを移行する方法
2枚のWAONカードに貯まったWAONポイントを、1枚のWAONカードに合算する方法を二つ解説します。
WAONステーションで以降する
WAONポイントの移行は、イオンなどのWAON加盟店に設置されたWAONステーションで行えます。
- WAONステーションにWAONカードをかざし、『メニュー』→『ポイントサービス』を選択
- 『WAONポイントを1枚のカードに合算する』を選択
- 合算先・合算元の順にWAONカードを置く
- 合算するポイントを確認し、『はい』を選択
- 再度合算先のWAONカードを置くと、ポイントが自動で移行処理される
- 合算ポイントとWAONポイントを確認し、必要であれば実施明細レシートを発行する
WAONカードが3枚以上ある場合は、合算元のカードを変更し、上記の作業を繰り返す必要があります。
イオン銀行のATMでも移行可能
WAONポイントの移行は、イオン銀行のATMでも行えます。
- 利用サービスの選択画面で『WAONステーション』を選択
- 端末にWAONカードをかざし、『メニュー』→『ポイントサービス』を選択
- 『WAONポイントを1枚のカードに合算する』を選択
- 合算先・合算元・合算先の順にWAONカードを端末にかざし、情報を読み取らせる
- 合算するポイントを確認し、『ダウンロード』を選択
- 利用明細について『必要』『不要』のどちらかを選択
- 再度合算先のWAONカードを、端末から『ワオン』と鳴るまでかざす
- 合算が完了し、利用明細について『必要』を選択していた場合は発行される
そのほかのポイントとの合算方法は?
上記の他にもポイントの合算方法があります。
WAON POINTをWAONポイントに合算する
WAON POINTとWAONポイントは、WAONポイントに合算しWAONにチャージすることで、電子マネーとして買い物などで利用できるようになります。WAONステーションを利用した合算方法は以下の2通りです。『全ポイントチャージ』を選択し、WAONポイントへの交換を経ず、全てのWAON POINTを一気にWAONへチャージする『センターお預かりポイント受け取り』を選択し、WAON POINTをWAONポイントへ交換した後、『ポイント数を指定してチャージ』を選択し、指定したポイント数をWAONへチャージする。
ときめきポイントはネットから
ときめきポイントをWAONポイントに合算する場合は、イオンカードが提供するウェブサイト『暮らしのマネーサイト』を利用します。暮らしのマネーサイトでは、ときめきポイントをさまざまな商品と交換でき、商品ラインナップ内の『WAONポイントに移行』から合算する仕組みです。ときめきポイントが1000ポイント以上貯まっている状態であれば、500ポイント単位でWAONポイントへ交換できます。サイト内で合算処理ができたら、変換されたWAONポイントを実店舗にあるWAONステーションで受け取れるほか、WAONステーションでWAONにチャージすることも可能です。
WAONは紛失・盗難にあっても、残高が補償される
WAONは紛失や盗難でカードを失くしても、残高や貯めたポイントが補償されます。WAONのコールセンターに電話して、その時点でWAONの機能を停止し、その時点での残高やポイントを再発行後のカードに移すことができます。
※コールセンターの連絡先はWAON公式ページ「WAONを紛失・盗難・破損したときは」より確認できます。ただし、事前に電子マネーWAON会員(所有者情報登録)の登録を行わないと、上記の制度は利用できないので注意してください。
WAONと現金の併用
WAONの残高を使い切りたい!となったとき、ピッタリのお会計になればいいですが必ず金額に差が出ますよね。そんなとき、不足分を現金やカードで補って払いたい!となった場合、可能なのでしょうか?
答えは「可」です。不足分をレジで現金で支払うか、レジでチャージするか、WAONチャージャーかイオン銀行ATMでチャージするかの3択です。他の電子マネーやクレジットカードとの併用はできません。
まとめ
WAON POINTの登場により、電子マネーWAONやイオンカードの価値が「?」ですが、現状はWAON POINTカードの利用範囲が狭くどこでも使えるわけではないので、イオンカード(WAON一体型)のほうが活躍の場は広く、年会費も無料なので持っていて損はないと思います。イオングループのお店を日常的に使ってる人には間違いなくお得に使える電子マネーなので、ぜひ活用してみてください。