コード決済アプリにはいろんな種類がありますが、他と少し違う立ち位置となる「QUOカードPay(クオカードペイ)」は知ってますか?
「QUOカードPay(クオカードペイ)」は、ギフト券で認知率92.3%を誇るプリペイドカード「QUOカード(クオカード)」が運営する決済サービスです。このスマホ版となる「QUOカードPay(クオカードペイ)」2019年3月からスタートしています。ローソンの系列店舗や、一部のドラッグストアの支払いに利用することができ、自分で「QUOカードPay(クオカードペイ)」を購入して、友達にプレゼントすることも可能。「QUOカード(クオカード)は知っているけど、QUOカードPay(クオカードペイ)は知らない!」「QUOカードPay(クオカードペイ)を貰ったけど使い方がわからない」そんな人のために送料や配送の手間がなく、簡単に使いやすくした「贈り物」として進化した「QUOカードPay(クオカードペイ)」の使い方やメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
「QUOカードPay(クオカードペイ)」とは
リアル版の「QUOカード(クオカード)」は、30年以上の歴史がある「ギフトカード」として馴染み深いと思います。その中身と思いはそのままにデジタル化し、スマホで利用できるようにしたものが、「QUOカードPay(クオカードペイ)」です。
簡単なイメージでいうと、リアルカード版でいう限度額やいろんな設定の磁気データのようなものが、バーチャル版ではバリューコード(URL)で作成され、タップするとバーコードが表示されます。そのバーコードをスキャンしてもらって決済されるシステムです。
「QUOカードPay(クオカードペイ)」は、どちらかというと、個人ではなく法人を顧客ターゲットにしているビジネスの印象です。個人で日常的に使う他のスマホ決済とは別物で、あくまでも「ギフト」(配るもの)としての存在です。
よくある企業からのプレゼント企画で、今までは「QUOカード(クオカード)」だったけど
配送とか手間だし
個人情報の取り扱いも面倒だし
送料もかかる
からURLを送信するだけで簡単にした。
=「QUOカードPay(クオカードペイ)」
もちろん個人用の「ギフト」としても使えます。発行URLをメールやSNSなどで相手に送るだけ。送る側は手間や送料はかからず、もらった側は受け取ったURLをタップするとバーコードが表示されるので、そのバーコードを店員にみせるだけで買い物ができます。
「QUOカードPay」と「QUOカード」の違い
「QUOカードPay(クオカードペイ)」と「QUOカード(クオカード)」の違いや、利用方法、注意点についてみてみましょう。
リアル版「Quoカード(クオカード)」とは
1995年から発行されたプリペイド型の商品券です。全国約57,000店のQuoカード(クオカード)加盟店での支払いに利用できます。「Quoカード(クオカード)」は、企業のキャンペーンや個人からのちょっとしたギフトとして知名度は高いので、一度は手にしたことがある商品券だと思います。
利用先も多く、コンビニをはじめとする約57,000店で利用でき、30年以上の歴史があり、今でも年間約5,000万枚の発行があります。
使い方は、カードを店員に渡すだけで現金と同じように利用できます。有効期限はなく、おつりは出ないので残金はそのままカードに残り、不足の場合は現金で手出しできます。さらに、金券ショップなどで現金化できます。
バーチャル版「QuoカードPay(クオカードペイ)」とは
2019年3月からサービスが開始されたプリペイド型のデジタル版の商品券です。デジタルという事なので利用するにはスマホが必須です。「QUOカード(クオカード)」のように限度額内で支払いできます。送り主から受信した「バリューコード(URL)」をタップするとバーコードが表示され、それを店員にスキャンしてもらって決済が完了します。お釣りはでません。最終的な残高が無くなって不足分がでた場合は、現金で手出しして使い切ることになります。基本的に、手出しできるのは現金だけで、リアル版の「QUOカード(クオカード)」との併用はできません。
現金以外でも不足額をお支払いいただける加盟店がございます。
引用元:QuoPay公式
「QUOカード(クオカード)」との違いとして、「QUOカードPay(クオカードペイ)」には、有効期限が3年となっていて、複数もっている場合は「QUOカードPay(クオカードペイ)」アプリを使えば、残高をひとつにまとめて有効期限の近いものから消費してくれます。しかし、使えるお店も購入方法も「QUOカード(クオカード)」と比べると限られているため、あらゆる店で使いたい!買いたい!という人には、現時点では、不便かもしれません。さらに「QUOカード(クオカード)」は金券ショップなどで現金化できますが、「QUOカードPay(クオカードペイ)」はできません。
「QUOカード(クオカード)」と「QUOカードPay(クオカードペイ)」の比較
リアルカード版とバーチャル版はの違いを詳しく比較してみましょう。メリット・デメリットが一目瞭然ですが、人によって求める利便性は違うので、人によって見方はかわります。
※表は横にスライドできます。
比較項目 | QUOカード (リアルカード) |
QUOカードPay (バーチャルカード) |
備考 |
購入場所 | ・取扱店店頭 ・インターネット (クオギフトショップ) |
QuoカードPay オンラインストア のみ |
限定デザインカード 発売やオリジナルデ ザイン作成ができる |
購入金額 | ・クオギフトショップは 券面300円から・店頭では券面500円から |
・券面額50円から ・手数料は6% ・注文合計1,000円~可能 |
QUOカードPayは 手数料6%かかる |
支払方法 | 【店頭】 一部を除き現金 ※一部ファミマでファミマ Tカード決済のみ可能 *** 【クオギフトショップ】 銀行振込・代金引換 |
・銀行振込 ・クレジットカード |
|
Quoカード 配布方法 |
・手渡し ・郵送 |
バリューコード (URL)を電子 メールやSNS に送付 |
QUOカードPay はスマホの人に しか送れない |
使えるお店 | 全国約 57,000店 【QUOカード加盟店】 |
ローソンをはじめ 拡大中 ネット決済不可 【QUOカードPay加盟店】 |
QUOカードPayは 加盟店は少ない |
使い方 | カードを 店員に渡す |
スマホにバリュー コード(URL)を 表示させ店員が スキャン |
1つのバリューコード(URL) しか持ってない場合は アプリ 不要だが、複数所持の場合は、ア プリ利用で、残高と有効期限 の管理が自動で便利になる |
有効期限 | なし | 発行日から 最大3年間 |
QUOカードPay は有効期限注意 |
現金化 | 金券ショップ で可能 |
不可 | 両者の合算や交換 のシステムもない |
QUOカードPay(クオカードペイ)は換金できない
「QUOカードPay(クオカードペイ)」は換金できませんが「QUOカード(クオカード)」は金券ショップで換金できます。
QUOカードPay(クオカードペイ)の使い方
次に、「QUOカードPay(クオカードペイ)」を実際に買い物の支払いで使う方法について解説していきます。「QUOカードPay(クオカードペイ)」は、アプリの登録をしなくても使うことができます。また、現金と併用して支払うことも可能です。ここからは、「アプリの登録なし」と「アプリの登録あり」の場合、「現金との併用」などの様々な場合での「QUOカードPay(クオカードペイ)」の使い方について解説していきます。まず「QUOカードPay(クオカードペイ)」を利用するには、最低環境条件でスマホが使える環境であればOK、アプリがあれば利便性がupします。
- バリューコード(URL)を受信するためのメールやSNSなどのアプリとアカウントを持っている
- 利用する際の「バリューコード(URL)」を表示できるスマホである
- バリューコード(URL)を表示するために「ネットに接続」している
- QUOカード(クオカード)とQUOカードPay(クオカードペイ)の相互の交換はできない
- 送り先にインターネット環境がない場合は配布できない
- バリューコード(URL)の受信や決済時、アプリ利用時の通信料は利用者負担となる
QUOカードペイにチャージはできない
「QUOカードPay(クオカードペイ)」も「QUOカード(クオカード)」もどちらも額面通りの商品券なので、額面までの使い切りのプリペイドカードです。
「QUOカード」の残高を「QUOカードPay」にチャージ(合算)することもできません。チャージ機能自体がないからです。ただ、「QUOカードPay(クオカードペイ)」が2、3枚ある!という人は「QUOカードPay(クオカードペイ)」のアプリでまとめることができます。
QUOカードPayのバリューコード(URL)が「単品or全額使い切り」ならアプリ不要
「〇〇Pay」と聞くと、銀行口座やクレジットカードからチャージして決済するのが普通ですが、「QUOカードPay(クオカードペイ)」の場合は少し使い方が違います。
あくまでも「ギフト」なので自分で繰り返し使うものではない!商品券を店員に渡せればOK!というベースのものなので、簡単に言えば“1回だけの使い捨て”のイメージです。
一応アプリもありますが、「QUOカードPay(クオカードペイ)」のバリューコード(URL)が1つしか持っていなくて、全額をスグ使ってしまうなら、アプリは不要です。実際使うときは、送信されてきたURLをタップするだけで、コードが表示されます。それを店員にスキャンしてもらって決済が完了します。本人認証や登録も不要です。
【アプリなしの場合】QUOカードPayをもらったら、ブックマーク登録!
イベント参加や、キャンペーンの応募などでもらえた「QUOカードPay(クオカードペイ)」を、いざ使おうとしたら「どこにURLがあるかわからない」となるので、ブックマークに登録しておいたほうが安全かもしれません。
- 「QUOカードPay」をもらったら、URLタップしてを開く
- 表⽰した「QUOカードPay」のページをブックマークに登録
- お店で、登録したブックマークを開いてバーコード画面を見せる
QUOカードPayのバリューコード(URL)「複数枚を合算して使う」ならアプリが便利
一方、「QUOカードPay(クオカードペイ)」のバリューコード(URL)を複数もっていて、スグ使わず合算して貯めてから使いたい人にはアプリが便利です。
AppStoreやGoogle Playストアから専用アプリをインストールできます。このアプリの機能としては、ギフトコードの表示、残⾼を合算、有効期限の近いものから消費させる、有効期限が近づくと通知する、などかなり便利なシステムです。
アプリ内で「使えるお店」を確認することもでき、機種変更の際には残高の引き継ぎもできるので安心です。さらに、第三者にバリューコード(URL)がわかってしまってもアプリ以外では利用できないのでセキュリティ面も万全です。アプリを利用すると、アカウントにひも付けられるので、万が一URLを紛失してしまった場合も復活できます。
QUOカードPayにポイントはつくの?
「QUOカードPay(クオカードペイ)」はただのギフト券なのでポイント制度はありません。そもそも会員登録なしで使えるものなので、どこにポイントが貯まるのか?という話ですね…。ただ、「QUOカードPay(クオカードペイ)」を利用して買い物したお店の独自ポイントは、お店によって対象となる店とならない店があります。
ちなみにローソンで、「QUOカードPay(クオカードペイ)」で1,000円分の買い物をした場合、現金のときと同じく1,000円分に対してのポンタポイントがもらえます。
QUOカードPay(クオカードペイ)が使えるお店
「QUOカードPay(クオカードペイ)」はコンビニやドラッグストアで使用することができます。具体的に使用できる店舗について下記にまとめました。
QUOカードPay(クオカードペイ)を購入するには
では、「QUOカードPay(クオカードペイ)」を自分で購入するにはどこに行けばいいのか?企業だけでなく個人でも購入することが可能で、その手順を解説します。
「QUOカードPay(クオカードペイ)」は、公式オンラインショップからしか注文できません。PC・スマホ・タブレットから注文可能ですが、ダウンロードサービスと電子メール配信代行サービスはPCのみです。初回のみ会員登録が必要で、画面指示通りに入力で簡単に完了します。1回に注文できる最小金額は1,000円で、6%の発行手数料がかかり合計金額は1,066円。券面の画像はいろいろ選べます。
- 絵柄はテンプレートや、オリジナルから作成できます。
- 金額やメッセージを入力します。
- 1,000円×6%=60円に10%の消費税で66円プラス
「QUOカードPay(クオカードペイ)」のバリューコードが発行されると購入したアカウント宛にメールが届きます。パソコンからオンラインストアにログインし、「注文履歴の照会」をクリック。
「詳細」欄にある「表示」をクリックするとバリューコードを自身でダウンロードしたり、メールでリスト配信することが可能です。プレゼントをする場合は、バリューコード(URL)をメールやSNSで送ります。
バリューコードをもらった人は、「QUOカードPay(クオカードペイ)」アプリを使う場合、「コード入力」のタブからバリューコード(URL)を入力するとカードが表示されます。「保存」をタップすると、「ホーム」タブにカードが追加されます。
QUOカードPay(クオカードペイ)のメリット
QUOカードPay(クオカードペイ)のメリットをまとめてみました。
QUOカードPayを集めて楽しめる
「QUOカードPay(クオカードペイ)」のカードデザインを集めてギャラリーとして楽しむこともできます。友人や家族からのオリジナル画像はアルバムとして保存しておきたいですよね。すべて「QUOカードPay(クオカードペイ)」アプリ内で保存できるので、好きなときに想い出を振り返ることができます。コレクターの人だとキャンペーン限定デザインを楽しめる機能ではあります。
QUOカードPayの有効期限の通知を受け取れる
「QUOカードPay(クオカードペイ)」のアプリがあれば、有効期限を失効することなく使い切ることができます。複数の「QUOカードPay(クオカードペイ)」を持っていると、すべての有効期限を把握することは難しいので、アプリ通知で忘れずに残高を使いきることができます。さらに、自動的に有効期限の近いものから消費してくれるので、無駄なく使えます。
QUOカードPayアプリに個人情報の入力不要
「QUOカードPay(クオカードペイ)」のアプリには、住所や電話番号などの個人情報を入力する必要がありません。アプリの利用にはメールアドレス以外に必要なものはないので、個人情報の漏洩リスクがありません。ただし、オンラインストアの利用には個人情報が必要になります。
機種変更した場合もQUOカードPayの残高はそのまま利用できる
スマホを紛失、機種変更の場合でも再回するときに同じ条件からスタートできます。紛失した場合はアプリに使っていたメールアドレスを入力して、認証コードを入力すれば、再び使用することができます。機種変更をした場合も、同様の手順でこれまでの残高と集めた「QUOカードPay(クオカードペイ)」のデザインが復活します。
QUOカードPayアプリなしでも使える
「QUOカードPay(クオカードペイ)」を使うときに専用アプリのインストールが必要ないのは画期的なメリットです。URLにアクセスするだけで利用でき、現金との併用も可能でユーザーにとって使い勝手の良いサービスです。複数の「QUOカードPay(クオカードペイ)」がある場合は、有効期限や残高を管理してくれるアプリの方が楽です。
QUOカードPayのバリューコード(URL)はメールやSNSで送付できる
「QUOカードPay(クオカードペイ)」のバリューコード(URL)リンクを送るときにSNSで送付ができる点が便利です。贈りたいときに、相手のメールアドレスを知らない場合や、利用しやすいようにスマホ端末にリンクを送りたいという場合は便利です。相手側の都合に合わせた形で「QUOカードPay(クオカードペイ)」を贈ることができます。
QUOカードPay(クオカードペイ)のデメリット
QUOカードPay(クオカードペイ)のデメリットもまとめてみました。
QUOカードPay(クオカードペイ)を使える場所が少ない
「QUOカードPay(クオカードペイ)」は使える場所がまだまだ少ないです。使用できる店舗をあまり利用しない人は、「QUOカードPay(クオカードペイ)」は使いにくいかもしれませんが、ローソンはどこにでもあるので使い切れるでしょう。
QUOカードPay(クオカードペイ)を購入時に6%の手数料がかかる
次に、「QUOカードPay(クオカードペイ)」を購入する際6%の発行手数料がかかります。「ギフト」用とは言え、金券なのに発行手数料がかかるのがデメリットであるといえます。オリジナル画像の手数料として、ならわかりますが…。
また、購入の手順も複雑であり、購入に関しては「QUOカードPay(クオカードペイ)」の手軽さはあまりないですね。
QUOカード(クオカード)との合算や交換ができない
次に、QUOカード(クオカード)とのリンクがないことです。「QUOカード(クオカード)」を「QUOカードPay(クオカードペイ)」アプリに同期できません。また、「QUOカードPay(クオカードペイ)」を「QUOカード(クオカード)」と併用して決済することもできません。現金はOKですが。デジタル化にしたのであれば同期できるくらいの機能はつけて欲しかったです。
QUOカードPay(クオカードペイ)はネット決済で使えない
次に、「QUOカードPay(クオカードペイ)」はネットショップでは使えません。「QUOカードPay(クオカードペイ)」は「QUOカード(クオカード)」と同じく店頭でしか利用できません。ネットショップをよく使う人に贈るには適さない商品となります。
QUOカードPay(クオカードペイ)は現金に換金できない
最後に、「QUOカードPay(クオカードペイ)」は現金に換金できません。「QUOカード(クオカード)」は金券ショップで現金化することができますが、「QUOカードPay(クオカードペイ)」は現金化する手段がありません。有効期限までに使い切らなければ、残高は失効します。
QUOカードPay(クオカードペイ)のキャンペーン
「QUOカードPay(クオカードペイ)」は定期的にキャンペーンを開催しています。「〜すると最大〜円分のQUOカードPayが当たる」という企業とのコラボ企画がほとんどです。
広告塔としての立ち位置の「QUOカードPay(クオカードペイ)」なので納得ですね。
現在は、法人向けの「使ってみようキャンペーン」も開催していて2020年3月18日(水)までの期間限定となっています。企業の広報担当の人にはおすすめです。
QUOカードPay(クオカードペイ)は法人の広告として成立する
「QUOカードPay(クオカードペイ)」に自社商品や広告の販促ツールとして利用でき、チラシと違ってすぐ捨てられることなく、しばらくの期間は保管してくれます。
その特性を活かして、ユーザーが「QUOカードPay(クオカードペイ)」の受け取りから保管している間は広告として記憶を残すことができます。
さらに、従来の「QUOカード(クオカード)」は送料や配送の手間がありましたが、「QUOカードPay(クオカードペイ)」はそれらの送料や手間をなくして、即時発送が可能です。スタッフの負担軽減にもなり、応募する側も住所などの個人情報を知らせることなく終わるので、両者ともメリットになります。どちらかと言えば、企業目線に立った「Pay」を確立した感じですね。
コラボキャンペーン続出、Twitter拡散の相乗効果で売上UP
「QUOカードPay(クオカードペイ)」を採用した事例をみてみましょう。
「Looopでんき」
新規顧客キャンペーンにQUOカードPay(クオカードペイ)を採用。従来品は、企業側の配送が手間なのにもかかわらず、利用者側のアカウント作成も手間で、あまりメリットがなかった様子でしたが、QUOカードPay(クオカードペイ)は開始当初からローソンで使え、アカウント登録もなく誰でも使えて高評価。
電子コミックの「pixivコミック」
サービスの拡散・販促キャンペーンで、IT企業がモノを送る?ということで、QUOカードPay(クオカードペイ)が採用され高評価。
自販機企画で「キリンビバレッジ」
「19万人に130円のQUOカードPay(クオカードペイ)が当たる」自販機のキャンペーンで採用。自販機で購入した容器に貼ってあるシールでその場で当選が分かり、当選者はスマホからQRコードにアクセスして、プレゼントのQUOカードPay(クオカードペイ)を受け取る仕組み。従来のキャンペーンに比べて、当選者が賞品を受け取るための応募比率が数倍にup。企業側も19万人分という莫大な送料や発送にかかる人件費をかけることなく配布できた。
カップ焼きそば「ペヤング」
商品パッケージにQUOカードPay(クオカードペイ)のキャラクターをデザインし、コラボ色の強いキャンペーンを開催。当たりの箱には、かやくやソースと一緒に、豪華なQRコード付きのカードが入っていて、スマホで読み取ると1,000円分のQUOカードPay(クオカードペイ)がもらえる。ペヤングの商品は予想の約1.5倍の売り上げを達成。
フジテレビ「ワールドカップバレー2019」
CM内でQRコードを表示し、視聴者をキャンペーンサイトに誘導する体験型CM「CxM シーバイエム」を展開し、クイズの賞品としてQUOカードPay(クオカードペイ)を採用。この体験型CMは事前のアカウント登録やアプリのダウンロードが不要で、Webブラウザで済むことが特徴の1つだったので、QUOカードPay(クオカードペイ)のブラウザで完結できる点が合致。
企業側のメリットとして、発送の手間や送料・人件費が削減できるシステムがあります。そして老若男女問わずプレゼントとして扱いやすいという点。さらに企業が1番伝えたいメッセージを表示できるところが大きいですね。URLやQRコードを読み取ると、バーコード画面が開く前にキャンペーンページが表示され、支払いで「QUOカードPay(クオカードペイ)」を使う前に、必ず企業やブランドが表示されます。自動でブラウザ上に表示できるため、使い方の問い合わせが少ないのもメリットです。「QUOカードPay(クオカードペイ)」はブラウザで完結するので、海外でも利用可能です。
ポイントサイトのポイントがQuoカードPayに交換可能
「ポイントインカム」や「Real Pay」「ハピタス」で貯めたポイントを「QUOカードPay(クオカードペイ)」へ交換できるようになりました。
現在は「ハピタス」が20%増量のキャンペーン期間中でかなりお得な内容です。2020年3月5日11時59分まで!今後もポイント交換先が増えることにより、逆バージョンの交換もできたら使い道が増えてうれしいです。
まとめ
「QUOカードPay(クオカードペイ)」の全貌について理解できましたか?こうしてみてみると現状では、企業にメリットのある販促ギフトのイメージなので、あくまでも広告としての商品ですね。
「QUOカードPay(クオカードペイ)」側も、ターゲットはあくまでも企業で、個人ではないと思います。ポイントが貯まるどころか、手数料をがかかるので、ほかの「なんとかPay」と比べて日常的に使うものではありません。企業側に使ってほしい広告としてのツールです。
受け取り側も、アプリ不要で使えるゲーム性のあるキャッシュレス機能なので、おもしろい内容ではあります。ただ!使う側にも「利便性」をもっと感じるものに進化して欲しいので、
今後は利用店の拡大と、AmazonギフトカードやApp Store&iTunesギフトカードのように、コンビニでも買えて、ネットでの利用もできるようにしてこそ、時代の流れに追いつくイメージになるので期待したいところです。