【PR】本ページはプロモーションが含まれています
メルペイとは、メルカリ傘下の株式会社メルペイが2019年2月13日にスタートしたスマホ決済サービスです。フリマアプリのメルカリと連動していて、販売後の売上金を、換金なしで、そのまま街の買い物に利用でき、PayPay(ペイペイ)や楽天Pay(ペイ)などの他のQRコード決済とは違った便利さがあります。これまではメルカリの売上金はメルカリ内の購入か出金でしか利用できなかったので、メルカリユーザーにはうれしいサービスだと思います。出金1万円以下の場合210円の振込手数料と、5日ほどの待ち時間が不要となりました。
さらに、非接触決済の「ID」に対応しており、サービス開始直後から201万ヶ所(2022年12月末時点)での利用が可能となっています。メルペイのメリットやデメリットについて詳しく紹介していきますね。
- メルカリの売上金を街のお店でも使える
- 売上が入った瞬間に使える
- クレジットカードなしでもキャッシュレス決済として使える
メルペイ機能により、メルカリで売ったお金で生活する新しいライフサイクルができました。現金がなくても売るものさえあれば買い物ができます。
【メルカリはココから】メルペイとは?
メルペイは、2017年11月20日に、フリマアプリの「メルカリ」が金融関連の子会社として設立したのが「メルペイ」です。メルカリから誕生したキャッシュレス決済サービスで、メルカリの売上金をそのまま決済に使うことができます。メルペイを利用するにはメルカリのアプリが必要です。メルペイというアプリはないので注意してください。
そもそもメルカリとは?
メルカリとは、スマホのアプリ上でかんたんに売り買いができるフリマアプリです。メルカリは累計ユーザー数が6,800万人(2022年時点)と多く、ヤフオクと同等となりました。商品ジャンルの幅も広く、レアな商品も買うことができます。また個人間の取引のため、出品者と購入者間で価格交渉をしやすいのも特徴です。個人情報を互いに伏せたまま売買できるシステムがあり、安心して取引することができます。登録年会費は無料で、売れた場合のみ販売手数料として10%引かれます。購入の場合は支払方法がたくさんあるので便利ですし、クレカ決済は無料です。送料もヤフオクと違いほとんどの商品が送料無料で出品されています。ヤフオクより簡単に出品・購入ができるアプリです。
今までは、メルカリ内で買い物するか、売上金を銀行口座に出金するしかできせんでしたが、メルペイの誕生でメルカリの売上金が使いやすくなりました。メルペイはもともと電子マネーのiD(アイディ)のみに対応していましたが、2019年3月から、コード払いもできるようになりました。しかし、何といっても1番の魅力は、コード払いでなく、電子マネーのiD(アイディ)としても使えるという点です。ココがメルカリと他の決済サービスとのサービスの差です。
メルペイのコード払いは、アプリを開いて、QRコードかバーコードをお店の人にスキャンしてもらうか、自分でお店にあるQRコードを読み取らなければいけませんが、iD(アイディ)は専用端末にスマホをかざすだけで決済を完了させることができます。コード払いよりもスムーズに決済をすることができるため、他のPay決済サービスよりも簡単に決裁が終わります。
メルペイのヴィジョン
メルペイは単なる決済だけでなく、メルカリでのノウハウをもとに新たな信用と、いろいろな金融価値の提供を目指しています。現在の日本の信用とは、お金の貸し借りで判断されます。そんな中でメルペイを通じて、新たな金融サービスで一人一人が本当の意味での「信用」を勝ち取れる新たなインフラを作ることを目指し『メルペイ』が誕生となったそうです。
中国の「ALIPAY(アリペイ)」は、「芝麻信用(ゴマしんよう)」という機能が搭載されており、アリペイを通じて信用評価を行います。これで利用者の信用をスコア化し、「学歴」「勤務先」「資産」「返済」「人脈」「行動」の5つの分野の組み合わせでスコアを算出し評価します。このスコアが高いと、ざまざまな特典を受けることができます。あくまで中国での特典ですが、日本でもマイホームの購入などの際はローンや融資をどれだけ受けられるかは重要なポイントです。日本の場合は仕事をしているかどうかが「信用」の審査になります。個人対個人の取引がメインとなる為、「アリペイ」のような評価経済と呼ばれる制度を導入する必要性大きくなります。
- 保証金が不要
- ローンの金利が優遇
- 婚活や就職活動の機会の優遇
- ビザの取得の優遇
メルカリは、個人対個人の取引がメインのサービスです。その個人対個人のメルカリ特有のサービスに、アリペイのような評価経済と呼ばれる制度を導入することで、新しい金融サービス・新しい形の信用を生み出す可能性が隠れています。メルカリで得たノウハウと実績は大きな財産となり、その財産を活かし「信用」をいろんなところで評価するための仕組み作りに「メルペイ」の導入が大きな役割となります。「メルペイは単なる決済サービスではなく、新たな金融サービスを生み出す」ことがメルペイの目指すビジョンです。新たなインフラが誕生するかもしれません。
「メルペイ」は「メルカリ」の中にある機能
メルペイを利用するには、メルカリのアプリが必要です。メルペイというアプリはありませんので注意してください。メルペイを使えるようにすると、MasterCardブランドとなる電子マネーカードと同時に電子マネーのiD(アイディ)の番号も発行され、iPhone、Androidスマホで使えるようになります。
※iPhoneの場合、iPhone7以上(iOS10.1以上)Apple Watch Series 2以上、AndroidではAndroid5.0以上のおサイフケータイに対応しているスマホが対象。古いスマホやガラケーでは利用できませんので注意してください。
メルペイで発行される電子マネーカードは、Apple Payに紐づけるクレジットカードとしても登録できるのが特徴で、メルカリの売上金や、メルカリポイントを使って支払いすることになります。これによってメルカリの売上金の使い道が増えるということです。
【メルカリはココから】メルペイの設定方法
まずは使ってみてメリットを感じてみましょう。登録は無料なので、いまいちなら退会すればいいだけです。そのためには登録設定からです。
①メルカリの設定
すでにメルカリを使っている方は、SMSで本人確認して電子マネーカードを発行するところまでの手順をやればメルペイが使えますよ。まだメルカリを使った事がない人は、アプリのインストールから↓
メルカリのアプリをダウンロードしてから、メルカリのアカウント登録までの流れは非常に簡単です。
②メルペイのiD(アイディ)の設定方法
次にメルペイのiD(アイディ)の設定方法を説明していきます。入力項目はほとんどなく、ボタンをタップで設定が完了するので、簡単に設定ができます。
③銀行口座と連携
これは必須ではないので、銀行口座との連携をしなくてもメルペイは使えます。ただ、口座連携させることで大メリットがあります。個人的には必須で連携をオススメします。
サービス名 | 目的 |
アプリでかんたん本人確認 | ・「お支払い用銀行口座の登録」ができるようになる ・セブン銀行ATMからチャージできる |
お支払い用銀行口座の登録 (事前に「アプリでかんたん本人確認」必須) |
・口座からチャージできる ・ポイント購入の必要がなくなる ・売上金の振込申請期限がなくなる |
振込先口座の登録 | ・売上金を出金できる |
メルペイは、売上金のまま利用できないので、売上金をポイントに変換してはじめて購入利用できます。ポイント購入は簡単ですが「いちいち」レベルの面倒さがありました。しかし、「アプリでかんたん本人確認」(+「お支払い用銀行口座の登録」)を設定するとポイント購入の手間がなくなります。
「アプリでかんたん本人確認」(+「お支払い用銀行口座の登録」)の設定をすると、売上金が「メルペイ残高」という表記に変わります。これによって今後は売上金をポイント変換することなくそのまま利用でき便利になります。メルカリ内で売上金を利用した買い物も、ポイント購入の手間がなくなります。
売上金を出金したい場合は、「振込先口座の登録」が必須です。
【超重要】メルペイの利用にあたり重要な設定
この項以降の説明で重要になる設定を先に説明しておきます。
- アプリでかんたん本人確認
- お支払い用銀行口座の登録
- 振込先口座の登録
これがいまいちややこしくて、取扱い注意です。
アプリでかんたん 本人確認 |
お支払い用 銀行口座登録 ※事前に「アプリでかんたん本人確認」が必須 |
振込先口座の登録 のみ |
|
メイン機能 | ・セブン銀行ATMからチャージ | ・口座からチャージ |
・売上金の振込 |
注意点 | ・「お支払い用銀行口座」の登録ができるようになる ・売上金が残高に変更される |
・メルペイのあと払い ・メルカードの自動引落しの口座として設定・売上金が残高に変更される |
・本人確認にはならない ・売上金でしか購入できない(セブン銀行ATM・銀行からのチャージ不可) |
口座からチャージ | ✕ 「お支払い用銀行口座登録」に誘導される |
〇 「アプリでかんたん 本人確認」を完了しないと登録できない |
✕ |
ポイント購入 | 不要 | 不要 | ←2つを登録していないと必要 |
売上金の振込申請期限が無期限 | 〇 | 〇 | ✕ 180日後に強制振込 |
売上金の振込 | ✕ | ✕ | 〇 |
2023年4月19日時点
メルペイの「アプリでかんたん本人確認」
「アプリでかんたん本人確認」とは、メルカリ・メルペイをあんしん・あんぜんで便利に利用するために必要な「本人確認」をアプリでかんたんにできる仕組みです。
「アプリでかんたん本人確認」が完了すると以下のメリットがあります。
- 売上金(残高)の振込申請期限がなくなる
- 売上金(残高)で買い物ができる(ポイント購入が不要)
- お支払い用銀行口座の登録ができる
(銀行からチャージできる設定) - セブン銀行ATMからチャージ(入金)ができる
2020年くらいから本人確認が厳しくなって、セブン銀行ATMからの現金チャージする場合でも「アプリでかんたん本人確認」が必須となっています。PayPay(ペイペイ)なんかと比べると厳重過ぎやしませんか?( ゚Д゚)
この「アプリでかんたん本人確認」をしていない場合、売上金でしか購入はできないということになりますね。
そして、設定をすることで、売上金という言葉が無くなり「残高」に切り替わります。「残高」に切り替わると有効期限が無くなります。
本人確認が完了していない場合は、「アプリでかんたん本人確認」の完了により資金移動サービス(売上金を直接買い物に利用できる機能)への申込みとなります。
申込方法は【ココ】から。
メルペイの「お支払い用銀行口座の登録」
「お支払い用銀行口座の登録」とは、銀行口座をメルペイに登録して、手数料無料で必要な分だけチャージできる機能です。
- 口座からチャージできる
- 売上金で買い物ができる(ポイント購入が不要)
- メルカリの売上金の振込申請不要(180日→無期限)
「アプリでかんたん本人確認」が完了していない場合、「お支払い用銀行口座の登録」ができません。
この設定をすることで、売上金という言葉が無くなり「残高」に切り替わります。「残高」に切り替わると振込申請の有効期限が無くなります。
メルペイの「振込先口座の登録」
「振込先口座の登録」は、売上金を銀行口座へ出金するための振込先口座です。メルカリに出品した売上金は180日放置すると口座に自動振込になります。
「振込先口座の登録」を
登録していなれば没収されます。
(怖すぎる…。)
メルカリで銀行口座の連携をしておけば、
- 売上金が180日を超えると自動振込される
ようになり、期限を忘れて没収されるリスクもなくなります。が、この180日というカウントは売れた商品ごとです。例えば、
売上日 | 自動振込日 | 口座入金額 |
1月/1,000円 | 6月 | 振込手数料200円引かれて800円入金 |
2月/3,000円 | 7月 | 振込手数料200円引かれて2,800円入金 |
3月/200円 | 8月 | 振込手数料200円引かれて0円入金 |
4月/100円 | 9月 | 振込手数料200円に未達で消滅 |
手数料合計 | 800円 |
このように、手数料だけで800円も取られて3月4月に関しては何の意味もない売り上げになる始末です。なので、「アプリでかんたん本人確認」+「振込先口座の登録」は必ずペアで登録しておきましょう。
以上の3つをふまえて次の項へ進みます。
【一旦おさらい】重要項目
実際メルペイを利用していても、いざ説明するとなると細分化しすぎてて、もっと簡単にして欲しいわ!!って訳で、ここまでのおさらいとして重要ポイントをまとめておきます。
「お支払い用銀行口座」と「振込先口座の登録」は別物
メルペイは銀行口座を登録しなくても使えますが、ここまでの説明を見れば登録した方がいいことは明らかです。注意点は「お支払い用銀行口座」は「振込先口座の登録」とは別ものです。
「お支払い用銀行口座」
⇒メルペイ残高にチャージするための口座
「振込先口座の登録」
⇒売上金や残高を現金化する際の振込先口座
二つの口座番号は同一でもかまいませんが、登録自体は上記の2種類を登録しないと意味がありません。「振込先口座の登録」だけ登録しても、「お支払い用銀行口座」を登録しないと、有効期限等の問題は解決しませんので注意してください。
「アプリでかんたん本人確認」と「お支払い口座登録」の違い
メルペイでは顔認証を使った「アプリでかんたん本人確認」(e-KYC)に対応しています。この「アプリでかんたん本人確認」をすることで下記の機能が有効となります。
- メルカリ売上金の振込申請の有効期限がなくなる
- 「お支払い用銀行口座」登録ができるようになる
- メルカリ売上金をそのままメルペイで使えるようになる
- セブン銀行ATMから現金チャージできる
- メルペイあと払いの残高払いが使える
「お支払い用口座登録」のメイン機能は「銀行口座からチャージできる」です。
アプリでかんたん本人確認 | お支払い用口座登録 | |
登録 | 単独登録OK | 「アプリでかんたん本人確認」を登録しないと登録できない |
でも、「お支払い用口座登録」を登録するには「アプリでかんたん本人確認」が完了しないと登録できないので必ずペアになります。
「アプリでかんたん本人確認」 のみ登録の場合 |
「アプリでかんたん本人確認」 「お支払い用口座登録」 両方登録の場合 |
|
セブン銀行ATMから 現金チャージ |
○ この登録をしないと現金チャージできません。 |
○ |
口座からチャージ | ✕ | ○ |
売上金の振込申請 有効期限が無くなる |
○ | ○ |
ポイント購入 | 不要 | 不要 |
メルペイあと払い の残高払い |
○ | ○ |
「アプリでかんたん本人確認」しか登録しない場合は、「銀行口座からチャージできない」だけの違いです。「お支払い用口座登録」の未完で出来ないことは、口座からのチャージだけです。なのでメルペイに口座からチャージが必要ない方は、この「アプリでかんたん本人確認」でも大丈夫です。
「アプリでかんたん本人確認」の設定には以下の本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 在留カード
- マイナンバーカード
- パスポート
顔と本人確認書類が写る位置を調整して、画面の指示に従って手続きを完了させましょう。
メルペイの仕組み
メルペイの詳細の説明に入る前に、どこの話をしているのかわからなくなるので、まずメルペイの全体像を最初の説明しておきます。のちに各箇所の説明になりますのでおおまかにこのような全体像であることを把握しておくと分かりやすいかと思います。
「メルペイ残高」の内容
まずは、保有金額に関する部分の詳細についてみてみましょう。上図部分のお話です。保有金額というと語弊があるかもしれませんが、わかりやすく言えば、財布の中身のような感じです。財布にお金が入ってないと買い物はできません。メルペイというお財布の中のお金は、ポケットごとに種類があって割り振られている状態です。実際のお財布のように、現金・金券・ポイントカード・割引券などお金に関するアイテムが入っているのと一緒です。
では、財布の中身をみてみましょう。表示は「ポイント+残高」で合計されています。そこをタップすると、ポイントと残高の詳細がわかります。
ポイントは、キャンペーンや売上金をポイント購入した際のポイント合計です。
残高は、メルカリでの売上金とチャージした金額の合計金額です。この合計金額で、電子マネーのiD(アイディ)かメルペイQRコード決済が可能です。
「残高」の部分ですが、残高には
- 売上金
- チャージ残高(有効期限なし)
の2種類が存在します。画面は「アプリでかんたん本人確認」後の画面なので「残高」と表示されています。チャージした残高には有効期限がないので安心してください。
有効期限を気にしないといけないのは「売上金」だけです。
「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」が未完の場合は、「売上金」という表示で=有効期限180日という制限があります。さらに、売上金やチャージ金で購入する際、売上金をそのまま支払に充当することができず、「売上金」「チャージ残高」で「ポイント」を購入して「ポイント」で支払うシステムです。
「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」が完了している場合は、「残高」とういう表示でチャージ残高と同じ意味合いになり有効期限は発生しません。さらに、ポイントが購入が不要になるので「ポイント購入」の記載はどこにもなく、支払いに直接残高を使用できます。
「売上金」の有効期限
「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」が未完の場合の「売上金」は有効期限が180日になります。「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」が完了している場合は「売上金→残高」に切り替わり、有効期限が無くなります。
※ATMや口座からチャージ残高には有効期限はありません。
ここでは、売上金の話になります。
有効期限 | 有効期限経過 | ||
アプリで かんたん 本人確認 |
未設定 |
180日 | 振込申請用口座 あり→180日後自動振込 なし→売上金消滅 |
設定済 |
有効期限なし | ||
お支払い用 銀行口座 |
未登録 |
180日 | 振込申請用口座 あり→180日後自動振込 なし→売上金消滅 |
登録済 |
有効期限なし | ||
振込申請用口座 |
未登録 |
180日 | 売上金消滅 |
登録済 |
180日 | 自動振込 |
まずは、メルカリの売上金の有効期限は180日です。180日が経過すると、自動的に口座に振込されます。が!「振込先口座の登録」をしていない場合は180日過ぎると没収されます。しかも、累計された金額の最後の取引から180日ではなく、1商品ごとに180日でカウントされていますから「はぁ?」というレベルです。「売れたら買う」を繰り返ししている人は問題ありませんが、売れたまんまで振込先口座の登録をしていない人は要注意!大きな金額が売れて半年後に消えてたなんて恐怖です!メルカリで出品する場合は絶対に!「振込先口座の登録」はしておきましょう。
「メルペイ残高」の有効期限
「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」が完了している場合は「売上金→残高」に切り替わり、有効期限はありません。
ATMや口座からチャージ残高には有効期限はありません。
「ポイント」の有効期限
メルカリのキャンペーンで獲得したポイントは数日~180日間など期間が様々で短めです。キャンペーンの企画によっては2~4日間などの恐ろしく短いものもあります。アプリ内で確認できるのでできるだけ早く消化しましょう。獲得したポイントはメルカリで買い物をするか、メルペイとしてスマホ決済に利用できます。
もう1つの「ポイント」があります。「アプリでかんたん本人確認」か「お支払い用口座を登録」をする前は、「売上金」を「ポイント購入」で「ポイント」に変換しないとメルカリで買い物はできません。
ポイント交換には一切手数料がかかりませんが、一度「ポイント」に交換してしまうと、「売上金」に戻せません。永遠にポイントのままです。無理やりでもメルカリかメルペイで買い物するしかありません。結果的には一緒ですが、現金化ができなるなるというデメリットが発生します。しかも「ポイント」に変換されると有効期限は、
「ポイント付与日から365日」
です。そう考えると「お支払い用銀行口座の登録」で「メルペイ残高」にしておいたほうが安心です。現金で購入したポイントに有効期限があるって意味不明ですよね?ほぼほぼ現金なのに…(*´Д`)
支払消化の優先順位
メルペイでは、「メルペイ残高」より先に「メルペイポイント」から消化されます。「メルペイポイント」残高がすべて無くなってから「メルペイ残高」が支払いに使われるので、頻繁にメルペイを利用していればポイントの失効が防げます。ポイントと残高の併用はOK。現金やクレジットカードと併用できるかは店舗によって異なります。
※表は横にスライドできます。
「ポイント」と「メルペイ残高」の相違点 | ||
ポイント | メルペイ残高 | |
取得方法 |
・売上金で購入 ・キャンペーン |
・売上金から自動チャージ ・銀行口座やATMからチャージ |
使い道 |
✕ 銀行口座への出金 | 〇 銀行口座への出金 (売上金もチャージ金も) |
〇 iD/メルペイコード払い | 〇 iD/メルペイコード払い | |
〇 メルカリ内での支払い | 〇 メルカリ内での支払い |
|
〇 Suicaへのチャージ (iOSのみ) |
〇 Suicaへのチャージ (iOSのみ) |
|
〇 あと払いの精算 (キャンペーン獲得ポイントのみ) ※購入したポイントは利用不可 |
〇 あと払いの精算 |
|
アプリ内 設定 |
なし |
【設定不要】 ・売上金で購入専門の場合 (チャージ行為をしない場合) ・売上金の有効期限前に消化できる場合 |
【アプリでかんたん本人確認の設定】 ・セブン銀行ATMで現金チャージしたい場合 ・売上金の有効期限を無くしたい場合 |
||
【「アプリでかんたん本人確認」と 「お支払い用銀行口座の登録」の設定】 ・売上金の有効期限を無くしたい場合 ・口座からチャージしたい場合 |
||
【振込先口座の登録】 ・売上金の自動振込にしたい場合 |
||
【「アプリでかんたん本人確認」と 「お支払い用銀行口座の登録」と 「振込先口座の登録」の設定】 ・上記全部の恩恵を受けたい場合 |
||
有効期限 | 売上金で購入したポイント (購入日から365日間) キャンペーンで得たポイント (キャンペーンによる) |
なし |
「アプリでかんたん本人確認」または「お支払い用銀行口座の登録」を登録して「メルペイ残高」として保有しておけば、売上金でのポイント変換なくそのまま購入もOK、出金もOK、有効期限も無くなりとメリットが増えます。メルペイを頻繁に利用している方は問題ありませんが、たまにしか利用しない方は時間を意識していないと損することもあるので、設定自体をするかしないかはユーザー次第です。
【メルカリはココから】メルペイが使える店
まずは、実店舗で使える店をチェックしておきましょう。実店舗で使える決済方法は、
- 電子マネー「iD(アイディ)」
- QRコード決済「メルペイ」
です。王道の電子マネー「iD(アイディ)」は大型店舗やチェーン店などどこでも使えるイメージです。商店など個人経営のお店では、専用端末の機械がない場合が多いので使えない場合が多いです。
「メルペイのQRコード決済」は、iD(アイディ)と比較すると使える店舗は少なめです。
同じくネットショップでもメルペイのQRコード決済が使えるお店は少なめです。
【公式HPの使えるお店はココから】チェックしておきましょう。
メルペイの決裁方法と使い方
続いて、メルカリで貯めた残高を実際どうやってお店で使えばいいのか?水色部分の「決済方法」についてです。支払先は、
- 実店舗の店頭レジ
- ネットショップ
- メルペイ内
の3種類があります。
メルペイで使える決済方法は、
- 電子マネー「iD(アイディ)」
- QRコード決済「メルペイ」
- メルカリ内では複数あり
大まかにこのようになります。
メルペイの実店舗のレジでの使い方
電子マネーのiD(アイディ)が使えるお店の場合は、レジで「iD(アイディ)で」と店員さんに言えば、機械にスマホをタッチするよう言われるので、スマホをかざして完了です。
iPhoneでの使い方
- Walletアプリを起動
- メルペイを選択してTouch IDやFace IDで認証する
- iPhoneを端末にかざす
メルカリアプリからの場合
メルカリアプリ起動でiDマークをタップすると↑上記ApplePay画面に切替わります。
Apple Payに対応で使い勝手が簡単
メルペイは電子マネーiD(アイディ)が使える設定なので、自然と「ApplePay」「GooglePay」に登録できて便利です。Apple PayはiPhone7以降でしか使えません。paypay・linepay・楽天payなどのほとんどの決済アプリは、いちいちアプリ探して開かないといけないので、地味にめんどうでした。やはりiOSデフォルト機能のApple Payが最も使いやすいです。
Androidでの使い方
- iDで支払うことを伝えて、Androidを端末にかざす
おサイフケータイ対応のAndroidの場合はスマホ側の操作は一切不要です。この点についてはAndroidというかおサイフケータイの方が便利ですね。
「メルペイのコード支払い」をするときは、メルペイの画面に出てくる「コード払い」をタップして、バーコードをお店でスキャンしてもらって完了です。PayPay(ペイペイ)などと同じ仕組みです。どちらも現金に触れることなく一瞬で支払いが終わるので便利さが実感できます。
店員にスキャンしてもらう方法
- メルカリのアプリを起動し、メルペイをタップ
- コード払いをタップしコードを表示
- 店員に読み取ってもらう
自分でコードを読み取る方法
- メルカルのアプリを起動し、メルペイをタップ
- コード払いをタップし、コード読み取り画面を開く
- 店舗が提示するコードを読み取る
- 入力画面から支払金額(税込)を入力し「支払い金額を確認」をタップ
- 店員に画面を見せて金額が正しいことを確認し「支払う」をタップ
※店側のコードを読み取る場合は、スマホのカメラのアクセスを許可必須
メルカリ内で決済する方法
ここでの説明は、メルカリ内でメルペイを使う方法です。
売上金での購入の場合 | ポイント購入 |
「アプリでかんたん本人確認」 登録あり |
不要 |
「アプリでかんたん本人確認」 「お支払い用銀行口座」 両方登録あり |
不要 |
「アプリでかんたん本人確認」 登録なし |
必要 |
「アプリでかんたん本人確認」「お支払い用銀行口座」が「未」登録の場合で、売上金があり、売上金でメルカリの商品を購入したい場合です。この場合だと、「ポイント購入」が必要です。必要な金額を入力して「ポイント購入」のボタンをタップするだけで手数料も不要です。で、そのまま支払画面で決済ができるようになります。
「アプリでかんたん本人確認」「お支払い用銀行口座」が登録済の場合は、そのままポイント購入せずに商品を購入できます。
チャージ金での購入の場合 | ポイント購入 |
「アプリでかんたん本人確認」 登録あり |
不要 |
「アプリでかんたん本人確認」 「お支払い用銀行口座」 両方登録あり |
不要 |
「アプリでかんたん本人確認」 登録なし |
登録しないとチャージできません。 |
現金でチャージした場合はポイント購入の手間なくそのまま購入画面で購入できます。
メルペイあと払い
続いて、ピンク部分の「決済方法の設定」についてです。
「メルペイあと払い」は、メルカリ内での買い物だけでなく、コンビニなど全国のメルペイが使えるお店で利用した月々の金額を翌月にまとめて支払いできるサービスです。いわゆるクレジットカードと同じような「ツケ払い」です。「iD払い」でも「QRコード払い」でも、あと払いできる設定です。
メルペイのコード払いは、通常ではチャージ式のスマホ決済のため、購入した時点で、「メルカリの売上金」「チャージした残高」「キャンペーンで獲得したポイント」から瞬時にメルペイ残高が減りますが、「あと払い」設定をしておけば、ひと月ごとの合計金額が翌月に「メルペイ残高」「口座引落し」「コンビニ/ATM」の3種類の方法から選んで支払うかたちになります。
「メルペイのあと払い」の支払期間
支払期間は、利用月の翌月1日から末日までです。
支払期間前は、口座振替の設定しか表示されません。支払いは翌月1日にやることリストに「支払いが可能になりました。○月○日までにお支払いください」と通知が来るので、そこでようやく「メルペイ残高払い」と「コンビニ/ATM払い」が選択できるようになります。
「メルペイのあと払い」の支払方法
「メルペイのあと払い」の支払方法は3つから選べます。
- 自動引落し(手数料無料)
- チャージして支払う(手数料無料)
- コンビニ払い
自動引落し | チャージ払い | コンビニ払い | |
手数料 | 無料 | 無料 | 220~880円 |
残高の充当 | ○ | ○ | ○ |
キャンペーンの ポイントの充当 |
○ | ○ | ○ |
売上金で購入した ポイントの充当 |
✕ | ✕ | ✕ |
dポイント | ✕ | ✕ | ✕ |
アプリでかんたん 本人確認の登録 |
必要 | 必要 | 必要 |
2023年4月25日現在
自動引落し(手数料無料)
「メルペイのあと払い」の自動引落しは、銀行口座6日・11日・16日・21日・26日のいずれかの日を指定して自動で支払う方法です。「お支払い用銀行口座の登録」「およびアプリでかんたん本人確認」が完了している必要があります。アプリ内にの残高やポイントを支払いに利用できます。詳細を確認する
チャージして支払う(手数料無料)
「メルペイのあと払い」のチャージ払いは、アプリ内のチャージ(入金)した「メルペイ残高」で自分の好きなタイミングで支払う方法です。「お支払い用銀行口座の登録」「アプリでかんたん本人確認」が完了している必要があります。アプリ内のポイントを支払いに利用できます。詳細を確認する
コンビニ/ATM(手数料¥220~¥880)
「メルペイのあと払い」のコンビニ/ATM払いは、コンビニやATMから現金で支払う方法です。アプリ内のポイントを支払いに利用できます。詳細を確認する
メルペイのあと払いの支払いに充当できるポイントは、友達招待やキャンペーンなどでもらえるポイントのみです。売上金で購入したポイントは支払に充当できません。連携しているdポイントも支払に充当できません。
ついでにメルカリ売上金の振込手数料や入金日
メルカリの売上金をiD(アイディ)やQRコード決済で利用しない場合は、振込で現金化するしかありません。売上金の銀行口座への振込は手数料がかかります。
通常振込 | 手数料200円 (180日間経過後に残高が200円未満の場合は消滅) |
お急ぎ振込 | 手数料400円 ※1日の申請可能な最大金額は100万円 |
2023年4月19日時点
以前は1万円以上の場合は振込手数料無料でしたが、現在は金額問わず上記振込手数料が引かれます。メルカリは低価格での販売が多いので、手数料200円は痛い…(*´Д`)
金額がある程度貯まったら振込申請するしかないですね…。
メルカリの売上金の振込申請には1日の上限金額がある
で、振込できる金額には、1営業日あたりの上限金額があります。1営業日あたりの振込上限金額は、振込手数料(200円)を含み100万円までです。
実質の入金金額は999,800円が上限です。お急ぎ振込の場合も同じ上限です。
1営業日あたりの上限金額は、翌営業日の午前9時にリセットされます。
メルカリの売上金の入金日
では、メルカリの売上金の振込申請をしたあと、いつ頃入金されるのか確認しましょう。
ゆうちょ銀行 | ゆうちょ銀行以外 | |||
申請時間帯→ 申請日↓ |
0:00~8:59 | 9:00~23:59 | 0:00~8:59 | 9:00~23:59 |
月 | 水 | 木 | 火 | 水 |
火 | 木 | 金 | 水 | 木 |
水 | 金 | 月 | 木 | 金 |
木 | 月 | 火 | 金 | 月 |
金 | 火 | 水 | 月 | 火 |
土 | 水 | 水 | 火 | 火 |
日 | 水 | 水 | 火 | 火 |
2023年4月19日時点
ゆうちょの口座に振込の場合は1日ほど遅くなる感じですね。金曜の9:00~日曜の間は変わらず翌週水曜(ゆうちょ)火曜(ゆうちょ以外)に振込されます。
【裏技】売上金やポイントをSuica(スイカ)にチャージ
メルカリ内の売上金やポイントを交通系電子マネー「Suica(スイカ)」にチャージして、Suica(スイカ)で支払う方法です。これなら、振込申請の有効期限が無くなり問題解消!利用期限が短いポイントもチャージすると期限の縛りがなくなります。さらに、Suica(スイカ)で利用することによって、メルペイのコード払いより利用できる店舗が広がります。
そして、メルペイはApplePay(アップルペイ)に紐付けることができるので、メルペイからSuica(スイカ)にチャージできます。
以前は、Suica(スイカ)にチャージできるのはiPhoneだけでしたが現在はAndroidスマホでもできるようですが、詳細は不明です。
メルペイのメリット
メルペイを使うことでどんなメリットがあるのでしょうか。メルペイのお得な点を説明しましょう。
- 売上金とポイントが支払いに使える
- メルペイからモバイルSuicaにチャージできる
- iD対応でたくさんのお店で使える
- メルペイあと払いが使える
- メルカリのアプリがあれば使える
- メルカリの売上金の有効期限を気にしなくていい
メルペイのデメリット
メルペイのメリットをまとめて紹介しましたが、メルペイのデメリットも知っておきたいです。デメリットも考慮しながらメルペイを利用しましょう。
- 銀行との紐づけ設定が面倒
- 普段の支払いでポイントが付かない
- 後払いにすると手数料がかかる
- メルカリユーザー以外にはメリットがほとんどない
メルペイの安全性
2017年6月に、サーバー切替の作業時のミスで個人情報の流出情報流出などのニュースがあったため、メルペイの安全性について心配されている方も多いかもしれません。
適切な対応が行われ大きな問題になりませんでした。現在では、再発防止策により以降の情報流出は確認されていません。また、2019年2月の第2四半期決算説明会では、小泉文明氏(取締役社長兼COO)が『かなり慎重に、システムの安定性や社内の安定性を諸々しっかり準備してローンチに臨みたい。』と発言をしています。今後も人為的ミスによる情報流出が無いとは言い切れませんが、金融サービスなので情報の取り扱いには細心の注意を払うとのことです。
メルカリはd払いと提携
メルペイと「d払い」が業務提携し、3つのスマホ決済のうち1つのQRコードがあれば、他の2社のスマホ決済ができるのです。加盟店の共有といえば、わかりやすいですかね。ユーザー的には乱立しているスマホ決済で混乱気味なのでうれしい展開です。
メルペイと現金の併用
メルペイの残高を使い切りたい!となったとき、ピッタリのお会計になればいいですが必ず金額に差が出ますよね。そんなとき、不足分を現金で補って払いたい!となった場合、可能なのでしょうか?
答えは「iD」として決済するなら「可」です。不足分を現金で払えばOKです。「コード決済」で決済する場合は「不可」です。しかし、対応できるお店とできないお店とあるかもしれないので、支払う前に店員さんに確認してから決済しましょう。
メルペイを導入して加盟店になるには?
メルペイはフリマアプリ「メルカリ」があれば利用できるため、今後さらに利用者が増えると予想されます。またメルカリは、月間利用者数は1,200万人にも上り、日本人の10人に1人が使っている計算になります。そう考えると、人口の10%が顧客になるチャンスとも言えます。そのため、メルペイの加盟店になりたい事業者の方は多いはずです。
「メルペイ」は初期費用、固定費がかかりません。スマホ1台で導入でき、決済手数料1.5%で運用できるので、導入する店舗の負担が少ないサービスと言えます。アプリやプリントQRだけ用意すれば維持費も一切かからないので、資金の少ない小規模から中規模の店舗でも、負担なくメルペイを導入できます。メルペイの加盟店申請は公式サイトから簡単にでき、申込みは最短5分ほどで終わります。他のスマホ決済とは違い、クレジットカードが持てない学生などがメインのアプリですから、新しい若年層をターゲットにしたい事業の場合は、ぜひおすすめします。
まとめ
メルペイも、他のスマホ決済と同じようにメリットとデメリットそれぞれありますが、やはりメルカリユーザーのメリットが1番だと思います。
メルカリで販売した売上金や、キャンペーンポイントを、銀行や現金を経由せずに、スマホ上でそのまま街の買い物に使える!メルカリユーザーにはやったほうがいい!と言えます。また、電子マネーのiD(アイディー)に対応しているので、他との差別化を感じられます。利用できるお店がたくさんあるのはかなりのメリットです。メルカリで得た売上金を無駄なく使えるだけでなく、お得なクーポンまであるので,使わない手はありません。