プリペイドカード

#213【2021年最新】Kyash(キャッシュ)超改悪による代替案をご用意しました。相性のいいクレカを添えて…Kyashのかわりはコレかな?

Kyash(キャッシュ)のとんでもない改悪により、今後もぅやめようかなーという人もいるかと思います。正直、クレカ自動チャージで0.2%…MAX50,000円利用分までで100pt…。意味なさげですよね。これにともない、Kyash(キャッシュ)以外のポイントの2重取りができるものはないのか???ということで調べてみました。
その前に、2021年4月最新の改悪内容をおさらいしておきましょう。

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Kyash(キャッシュ)改悪点のおさらい

2021年2月までのKyash(キャッシュ)の改悪内容は下記の4つです。

  1. 2/4(木)銀行口座からの指定日自動入金をスタート
  2. 2/4(木)登録カードを使った指定金額入金機能の廃止
  3. 2/4(木)ゆうちょ銀行との接続再開および住信SBIネット銀行との接続開始
  4. 2/10(水)決済時のポイント還元率の一部変更

 

特に、「登録カードを使った指定金額入金機能の廃止」「決済時のポイント還元率の一部変更」が今までのユーザーには大打撃!!!と批判が飛び交う現状となっています。もともと「1%還元」で「ポイント2重取りができる」と言う理由でKyashを使っていた人がほとんどだったと思います。しかし、「クレカの手動チャージが廃止」しかも「還元率が0.2%に減少」となるともはや「メリットがなくなった!」という印象です。しかも、2020年12月の改悪後の改悪だったので、ネットではKyashに対する不満の声が増えたのも当たり前の話です。

Kyash(キャッシュ)の還元率が1%→0.2%に改悪

まず1つ目の改悪は、「Kyashバリュー」決済時の還元率が1%→0.2%になり「還元率が1/5になった」こと。この変更は「Kyash Card」「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」の全てのカード共通です。ちなみに「Kyashバリュー」は、下記のルートでチャージした残高のことです。

【Kyashバリュー】

  • カード(クレカなど)と紐づけ払い分
  • Kyashポイントでのチャージ分
  • 提携サービスやギフトカードからのチャージ分

還元率0.2%ということは500円につき1ポイント計算ですよ!!!ポイントの2重取り分のメリットが0.8%も減ったことになります。
一方、銀行口座やコンビニATMから現金チャージした残高は「Kyashマネー」となり「Kyashマネー」で決済すればポイント還元率は1%還元のままです。

【Kyashマネー】

  • 銀行口座からのチャージ分
  • セブン銀行ATMからのチャージ分
  • コンビニからのチャージ分
  • 銀行ATM(ペイジー)からのチャージ分

まとめると、

  • クレカチャージ還元率が1%→0.2%に改悪
  • 現金チャージの還元率は1%のまま

という、大幅な改悪です。Kyash残高の「Kyashマネー」と「Kyashバリュー」の内訳は、TOPページの[残高]をタップすると確認できます。

 

Kyashのクレカの手動チャージ機能が廃止で改悪

次の改悪内容は「クレカの手動チャージ機能の廃止」です。この「手動」というのが今までメリットとなっていた機能です。
「クレジットカードから10,000円を金額指定してチャージ」というのが一切できません!でも↑上項で「クレカチャージって言ってるやん!」となりますよね。
現状の「クレカチャージ(カードリンク)」は「不足分をクレジットカードで補填して決済する方法」です。普通にクレジットカードを連携して、目の前の買い物分の金額だけが自動でクレジットカードで引かれます。クレジットカードでの決済や、スマホ決済のクレジットカード連携と同じですね。

改悪前は、クレジットカードの新規発行特典でよくある「2カ月以内に3万円利用したら3,000ポイントあげます」てきなキャンペーンのときに、

今は欲しいものがないから
とりあえずKyashにチャージ
で利用したことにして、
のちのちゆっくり
残高消化しよう

ということができましたが、今回の改定でできなくなりました…( ;∀;)
ホントに今購入する分しか今回でいう「クレカチャージ」ができないということです。
金額を指定してチャージできるのは、銀行口座かセブンATMなど「現金チャージのみ」となりました。そのため、クレカ+Kyashのポイント2重取りがしにくくなってしまいました。しかも500円につき1ポイントなので499円以下の端数は0ポイントです。
一応、紐づけしたクレカとKyashを合わせればポイント2重取りはまだ可能です。Kyashに紐づけできるクレカは3Dセキュア対応のカードのみです。

Kyashポイント還元の上限額が500→100ptに改悪

次の改悪内容は、「ポイント還元上限額が減ったこと」です。

種類 Kyash
Card
Virtual
Kyash
Card
Lite
Kyash
Card
還元率
(変更前)
0.5% 0.5% 1%
還元率
(変更後)
0.2% 0.2% 0.2%
月の還元
上限
(変更前)
250pt 250pt 500pt
月の還元
上限
(変更前)
100pt
月の利用
金額
の目安
5万円

※本人確認完了の場合

「KyashCard Lite」でKyashバリュー利用時の還元上限額が500ポイント→100ポイントに!!!

5分の1ですよ!!!

「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」もKyashバリュー利用時の還元額上限がそれぞれ250ポイント→100ポイントに!!!
Kyashのポイント2重取りを利用できる決済金額が、全カード50,000円までということです。一方、「Kyashマネー」利用時の還元上限額は全カード変更はなく「KyashCard」の場合は1,200ポイント、「Kyash Card Lite」や「Kyash Card Virtual」の場合は600ポイントのままです。

 

Kyashに紐づけ・2重取りにオススメなクレジットカード

Kyash(キャッシュ)クレカ自動チャージでのポイント還元率が0.2%となったので、紐づけするクレジットカードの還元率が0.5%の場合、合計0.7%となるので、現金チャージで決済したほうがポイント還元率1%なのでクレジットカードを紐づけするよりお得です。そこでKyash(キャッシュ)をお得になるために利用するのであれば、ポイント還元率1%以上のクレジットカードを紐づけするのが絶対条件となりました。

券名 還元率 Kyash
pt
合計pt
リクルート
カード
1.2% 0.2% 1.7%
楽天カード 1% 1.2%
ヤフーカード 1% 1.2%
au PAY カード
1% 1.2%
Orico Card
THE POINT
発行から
半年間2%

以降1%
2.2%
1.2%
リーダーズ
カード
1% 1.2%

とりあえず、チャージ手数料が無料で1%以上の還元率のクレジットカードならOKというわけです。上記のクレジットカードなら1%以上の還元率はキープできます。また、d払いならポイント三重取りで合計1.9%でお得です。
しかし、d払い加盟店以外では、他の国際ブランド搭載型プリペイドカード、電子マネーによるポイント二重取りの方がお得です。

Kyashの代替ポイント2重取りができる「プリペイドカード」

Kyash(キャッシュ)の代替としておススメのカードは、ポイント2重取りが維持可能な「auPAY プリペイドカード」「dカード プリペイド」「ANA JCBプリペイドカード」です。

auPAY プリペイドカード(0.5%還元)

「auPAYプリペイドカード」は、年会費・発行手数料が無料のプリペイドカードです。Kyash(キャッシュ)のように「クレカからのチャージポイント」+「決済ポイント」の2重取りができます。「auユーザー」か「auじぶん銀行」のユーザーのみ発行できるので、スマホがauじゃない人は「じぶん銀行」の口座開設をしないといけないのがネックです。
ポイント還元率1%の「au PAYカード(年会費永年無料)」でチャージすると合計1.5%のPontaポイントが二重取りできます。

項目 内容
発行条件 「au利用者」か
「auじぶん銀行ユーザー」
年齢制限 未成年は親権者
の同意必須
還元率 0.5%
還元
ポイント
Ponta
ポイント
おすすめ
クレカ
au PAY カード
チャージ
手数料
無料
使える店
「MasterCard」
「VISA」加盟店

【一部除外】
備考 セブンやイトーヨーカドー
など「ポイントアップ店」
は還元率1%にUP
チャージ
方法
内容
現金 セブン銀行ATM
ローソン店頭
auショップ
au Style
クレジット
カード
au PAY カード
他クレジットカード
携帯料金
合算
auかんたん決済
ポイント Pontaポイント
au WALLETポイント
auポイント
銀行口座 auじぶん銀行
その他 au PAYスマートローン
au PAYギフトカード

セブンイレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、スターバックスカードなど、au PAYポイント特約店なら1%以上の還元率になるので、Kyash(キャッシュ)を使うよりもお得になります。他にもPontaポイントはローソンのLoppiお試し引換券で、Pontaポイントの価値が1円超になるのも魅力的です。

dカード プリペイド(0.5%還元)

「dカード プリペイド」は、通常のdカード(クレジットカード)にプリペイド機能を付けたプリペイドカードです。ドコモユーザー以外でも発行できるプリペイドカードです。ポイント還元率1%のクレジットカードでチャージすると合計1.5%のdポイントが二重取りできます。dカード&dカードGOLDでdカードプリペイドへのチャージはポイント還元対象外なので注意してください。

項目 内容
発行条件 ドコモユーザー
以外でも○

※dアカウント必須
年齢制限 12歳以上
還元率 0.5%
還元
ポイント
dポイント
おすすめ
クレカ
還元率1%以上
のMastercard
チャージ
手数料
一部手数料発生
使える店
「MasterCard」
「iD」加盟店
備考 ApplePayも利用可能
チャージ
方法
内容
現金 セブン銀行ATM
ローソン店頭
クレジット
カード
dカード
Visa
Mastercard
携帯料金
合算
電話料金
合算払い
ポイント dポイント
銀行口座 インターネット
バンキング
その他 dカード&dカードGOLDでのチャージはポイント還元対象外

dカード プリペイドでポイント2重取りでの注意は、一部のクレジットカードからはチャージ手数料がかかってしまうことです。手数料無料のクレジットカードは下記の3つです。

  • VJAグループ発行のVISAカード
  • Mastercardブランドのカード
  • dカード(DCMX)

上記3つ以外のクレカでチャージすると204円(税込)のチャージ手数料がかかるので注意してください。手数料無料でチャージしたい場合はMasterCardブランドのクレジットカードを使いましょう。

ANA JCB プリペイドカード(0.65%還元)

ANA JCBプリペイドカードは年会費永年無料ですが利用開始手数料550円(税込)がかかるプリペイドカードです。

ショッピング
利用
半年間のチャージ
合計ボーナス
(一律)
マイル
コース
1,000円
(税込)
ごとに
5マイル
24万円以上
360マイル

12万円以上
180マイル
キャッシュ
バック
コース
200円
(税込)
ごとに
1円

(0.5%還元)
24万円以上
360円CB

12万円以上
180円CB

「マイルコース」「キャッシュバックコース」がありどちらかを選択できます。世界中のJCB加盟店で利用できます。「キャッシュバックコース」だけを見れば、半年で12万円以上チャージをすれば、還元率が0.65%に引き上がります(0.5%+0.15%)。

項目 内容
発行条件 日本在住
年齢制限 15歳以上
還元率 ANAマイル交換で
0.5~最大0.65%
還元
ポイント
マイルか
キャッシュバック
おすすめ
クレカ
ポイント還元1%
以上のクレカ
チャージ
手数料
銀行・Webコンビニで
1万円未満の場合110円
使える店
JCB加盟店
備考 Androidなら
Google Pay
に対応
チャージ
方法
内容
現金 ローソン店頭
クレジット
カード
JCBの
クレジットカード
銀行口座
WEBコンビニ セブンイレブン
ローソン
ファミマ
デイリーヤマザキ
ミニストップ

セイコーマート

 

ミクシィのプリペイドカード「6gram」

6gramカードは、㈱ミクシィが運営するJCBプリペイドカードです。アプリ内でバーチャルカードを何枚でも発行できグループで共有して利用できます。ネット決済なら全国のJCBのお店で使えます。(一部加盟店を除く)アプリ上で発行したカードの情報を登録してクレジットカード決済で買い物ができます!

2021年4月現在はリアルカードの発行が「予定」となっているので、実店舗での利用はタッチ決済(QUIC PAY+)対応店の端末にスマホをかざすだけで支払いできます。レジで「QUICPayで」と言えばOK!
6gram は利用中の会員からの招待がないと利用ができません。

項目 内容
発行条件 会員からの
招待制
年齢制限 未成年は親権者の
同意が必要
還元率 0%
還元
ポイント
おすすめ
クレカ
Visa LINEPay
カード
チャージ
手数料
無料
使える店
【実店舗】
QUICPay+加盟店
オンライン】
JCB加盟店
チャージ
方法
内容
現金 セブン銀行ATM
クレジット
カード
3Dセキュア対応の
VISA・MasterCard
銀行口座 三井住友銀行
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
関西みらい銀行
その他 ApplePay
GooglePay

 

Visa LINEPayカード
(還元率2%)※2021年4月現在

6gram
(還元なし)

モバイルSuica/PASMO
(JRE加盟店以外は還元0)

へのチャージ経路で実質2%還元となるということが注目を集めています。

Kyashの代替ポイント2重取りができる「電子マネー」

次は、クレカ×電子マネーの2重取りのパターンをみてみましょう。

リクルートカード+楽天Edy(還元率1.7%)

リクルートカードは年会費無料でカードショッピングは1.2%還元です。Visa/Mastercardは楽天Edyへのチャージがポイント付与対象なので、合計で1.7%と高還元!
リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、出光昭和シェルなどで1ポイント1円で使えるので便利です。JALマイルにも2ポイント1マイルのレートで2ポイント単位で交換できます。Pontaポイントは普通に使うと1ポイント1円ですが、ローソンの「Loppiお試し引換券」ならポイント価値がupします。1ポイント1.5~3円のお得なレートでお菓子・飲み物・酒類などに交換できます。つまり、リクルートカードの実質的な還元率は1.8%~3.6%に昇華します。

ビックカメラSuicaカード+Suica(還元率1.5%)

ビューカードの中で年会費が無料のクレジットカード「ビックカメラSuicaカード」は、Suicaチャージで1.5%還元となります。年会費は年1回の利用で無料で、Suicaチャージも利用とされるので年1回チャージすれば永年無料となります。(改悪なる可能性は大ですが…)ビックカメラSuicaカードは一般加盟店でも1%と高還元で、SuicaチャージならVIEWプラスが適用されて1.5%還元となるので、対応店舗ではSuica払いした方がお得です。ビックカメラSuicaカードはSuica機能もあるので、1枚のカードで完結するのがメリットです。JR東日本の定期券やきっぷ等の購入にも使えて1.5%還元です。貯まるJREPOINTは1ポイント単位でSuicaチャージに使えるので、おサイフケータイ、Apple Pay対応端末なら、東日本に住んでいなくてもおすすめです。

まとめ

本当に叫びたくなるくらいKyash(キャッシュ)の還元率や条件の改悪となってしまいましたね。実際のところ、どのキャッシュレス決済も似たような改悪ぶりではありますが、Kyash(キャッシュ)が断トツ!といった印象です。個人的には出番が少なくなりそうな予感がしてますが、みなさんはどうでしょうか?
0.2%をバカにするつもりはないですが、手間を考えると「うーーーん…」となってしまいます。今後もうれしい情報を見つけ次第upしていくのでこの苦難を一緒に乗り切りましょう!

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