「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」などスマホ決済がかなり浸透しましたが、「QRコード決済」といえば、クレジットカードが必要というイメージです。
が!!!今回紹介する「J-CoinPay(Jコインペイ)」なら銀行口座だけで利用でき、本来銀行で支払う手数料が金額&上限が関係なく使える優秀なアプリとなっています。
J–Coin Pay(ジェイコインペイ)を利用することで、ATMに並ぶ必要もなくなります。
みずほ銀行のアプリですが、全国の90を超える地方銀行と連携しているので、対象の参加金融機関の預金口座があればすぐに利用できます。違う銀行の利用者であっても、J-Coin Pay(Jコインペイ)のユーザー同士なら無料で送金もでき、店舗での決済、口座からのチャージ、アプリからの出金もすべて無料で行えます。
今回は、J-Coin Pay(Jコインペイ)の基本からメリット・デメリットまで解説します。
- J–Coin Pay(Jコインペイ)とは
- J–Coin Pay(Jコインペイ)の機能
- J–Coin Pay(Jコインペイ)機能の利用はすべて無料
- J–Coin Pay(Jコインペイ)の利用限度額
- J–Coin Pay(Jコインペイ)のセキュリティ
- J–Coin Pay(Jコインペイ)はポイントは付くの?キャンペーンは?
- J–Coin Pay(Jコインペイ)は電話相談できる窓口がある
- J–Coin Pay(Jコインペイ)は幹事さんに便利
- J–Coin Pay(Jコインペイ)の登録方法と使い方
- J–Coin Pay(Jコインペイ)加盟店になる場合
- J–Coin Pay(Jコインペイ)は交通費や出張費などの経費サービスもリリース
- J–Coin Pay(Jコインペイ)のメリット
- J–Coin Pay(Jコインペイ)のデメリット
- まとめ
J–Coin Pay(Jコインペイ)とは
J–Coin Pay(ジェイコインペイ)は、みずほ銀行が2019年3月にリリースした銀行系のスマホ決済QRコード決済を利用したスマホ決済です。
「チャージ」「支払う」「送る」「受け取る」「口座に戻す」の機能をスマホ1つで完結できます。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は銀行口座連動のスマホ決済なので、クレジットカードが不要です。なので、クレジットカードをもっていない人でもスマホがあればすぐに利用することができます。さらに「いつでも・どこでも・無料」です。アプリから口座へ払戻しの手数料も無料です。一般的なスマホ決済だと、口座への払戻しの際に手数料がかかることもありますが、J–Coin Pay(Jコインペイ)であればスマホ決済のあと、残金を口座へ戻すことができるので、ずーっと端数だけが残ることが無くなります。
J–Coin Pay(Jコインペイ)の機能
J–Coin Pay(Jコインペイ)のアプリの機能は、下記のとおりです。詳しく詳細をみていきましょう。
- 銀行口座からのチャージ・口座への返金
- 個人間での送金・受取り
- 店舗でのQRコード決済
①J–Coin Pay(Jコインペイ)は銀行口座からチャージ・口座への返金ができる
J–Coin Pay(Jコインペイ)を利用するには、まず残高を作らないと始まりません。なので、最初に銀行口座からJ–Coin Pay(Jコインペイ)へお金をチャージします。
「LINE Pay」や「メルペイ」と同じ形式です。銀行口座から直接チャージできるので、口座からお金を引き出してチャージする手間がありません。さらに、チャージしたお金を口座へと返金することも可能です。どちらの手続きも手数料は無料です。
J-Coin Payのチャージ方法
- J-Coin Payアプリのホームから「チャージする」を選択
- 金額を入力し、「J-Coin Payにチャージする」を選択
上記の操作で、登録している銀行口座からお金がチャージされます。24時間365日いつでもどこでもでき、反映は即時です。
J-Coin Payにあるお金を、銀行口座へと返金する方法は次のとおりです。
J-Coin Payの返金方法
- J-Coin Payアプリのホームから「口座に戻す」を選択
- 金額を入力し、「口座に戻す」を選択
銀行口座への返金は、銀行の営業時間内でおこない、朝7時までに手続きなら昼ごろまでには入金されます。クレジットカードからのチャージはできません。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は登録した口座からチャージして利用
QRコード決済は主に3種類に大別できます。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は、銀行口座チャージ型のQRコード決済にあたります。
クレジットカード連携型は、クレジットカードと同じくあとから月の締め日に請求されます。デビット型と銀行口座チャージ型は銀行口座を登録するという点では同じですが、デビット型は、前もってチャージする必要がなく、決済した時点で即座に銀行口座から引かれます。使える限度額=口座の残高となります。
銀行口座チャージ型のJ–Coin Pay(Jコインペイ)は、口座からアプリに一端お金をチャージしないといけないので、使える限度額=チャージ額となります。
どちらもメリット・デメリットとなりますが、限度額を決めて利用したい人にはJ–Coin Pay(Jコインペイ)のほうが安全ということになります。
②J–Coin Pay(Jコインペイ)は個人間でのお金の送金・受取りができる
J–Coin Pay(Jコインペイ)の利用者同士であれば送金や受取りもできます。J–Coin Pay(Jコインペイ)は銀行口座と連携しているので、銀行振込と同じような使い方ができます。しかも、手数料は無料で即座に送金が可能です。普通の振込よりはるかに便利で、手間がかかりません。
さらに、みずほ銀行以外の地方銀行の口座からもチャージが可能で、J–Coin Pay(Jコインペイ)以外のアプリでも送金の通知や請求が可能です。他のスマホ決済の場合、同じアプリ内じゃないと、通知できない場合が多いので、J–Coin Pay(Jコインペイ)をほとんど見ない人にLINEでお知らせが可能です。これはかなりの利便性となります。
送金の仕方は下記のとおりです。
※表は横にスライドできます。
QRコードでの送金は、その場にいる人に送金できます。たとえば飲み会での割り勘で、金額を入力し、相手にQRコードを読み取ってもらえば、お金を渡した状態になります。
IDや電話番号などの個人情報も必要ありません。
あとは、LINE IDや電話番号(SMS)があれば送金が可能です。受け取った相手は、表示されたリンクからJ–Coin Pay(Jコインペイ)アプリを起動すれば受取が完了します。
過去に送金履歴がある相手なら、履歴から選択するだけで送金もできます。
J–Coin Pay(Jコインペイ)では個人間だけでなく法人から個人、個人から法人への送金も検討中です。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は全国の地方金融機関の口座でも利用可能
J–Coin Pay(Jコインペイ)はみずほ銀行のスマホ決済ですが、みずほ銀行以外の銀行でも利用可能です。
J–Coin Pay(Jコインペイ)に登録が可能な銀行は2020年1月末時点で70行以上、参加の意向表明の金融機関を含めると90行以上となっています。
今後もJ–Coin Pay(Jコインペイ)に登録できる銀行は増えそうですね。クレジットカードと違うので、口座さえあれば未成年でも利用は可能で審査もありません。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は100万円以上の送金が可能?
「LINE Pay」「PayPay」などのQRコード決済では、1回の限度額が100万円までです。これは資金決済法で、「銀行ではない資金移動業者の送金は1回あたり100 万円以下」と決めごとがあるんです。J–Coin Pay(Jコインペイ)は、銀行のサービスなのでこの制限がありません。
なので、将来的には企業間同士のB to Bで100万円以上の金額を一回で送金できる決済手段としての活用を視野に入れているそうです。
(スタート時は不正利用のリスクもあるため上限を設ける)
違う銀行に振込となると手数料だけでも800円以上かかる場合もあるので、これが個人間でも可能になればかなり節約ができますね。ま、これくらいの金額になると車などの高価な支払いの場合だけなので通常の生活には関係なさそうですが、企業間の大きな振込などではかなりのメリットになりそうですね。
③J–Coin Pay(Jコインペイ)は店舗でのQRコード決済ができる
J–Coin Pay(Jコインペイ)には、QRコード決済機能もあります。PayPayなどと同じようにレジでスマホのバーコードを提示するだけで決済ができます。少額の買い物で、いちいち財布をださなくてもいいので便利です。
J-Coin PayのQRコード決済の使い方
J–Coin Pay(Jコインペイ)のQRコード決済には2つの決済方法があります。
1つめは、レジに用意されている支払用のQRコードを自分でスキャンして読取る方法です。合計金額を入力して支払いが完了します。
2つめが、J–Coin Pay(Jコインペイ)アプリでコードを表示して、レジで読み取ってもらう方法です。コンビニなどで多い方法です。こちらは、金額を入力する手間もないのでスムーズに決済が可能です。
J–Coin Payが使えるお店
J–Coin Pay(Jコインペイ)の加盟店も着実に増えてきて、ファミリーマートやヤマダ電機、ビックカメラ、などさまざまなジャンルの大手チェーン店が加入しています。加盟店はアプリ上で確認できます。とはいうものの、J–Coin Pay(Jコインペイ)の利用できるお店は、他のPayに比べてまだまだ少ないです。コンビニがファミリーマートとミニストップだけというのは使いづらいです。
2020年4月時点の有名な店舗は下記のとおり。【詳しくはココから】
J–Coin Pay(Jコインペイ)機能の利用はすべて無料
J–Coin Pay(Jコインペイ)のどの機能を使っても手数料が一切発生しません。通常の銀行での利用では有料になるものも、J–Coin Pay(Jコインペイ)を利用すればゼロ円で完了するのでかなり節約が期待できます。銀行以外でも、飲み会の割り勘など小銭やお釣りの面倒な手間がなくなりかなり便利になります。
さらに、他のなんとかPayや電子マネーでは有料になってしまう「残金の口座移動」も手数料無料なので、多めにチャージしても無駄になりません。
しかも、1円単位で何回やっても無料、というのは銀行が提供しているサービスならではですね。銀行以外の事業者の場合、チャージや口座に戻したりすると、その口座の金融機関に手数料を払わないといけないのでこの回数無制限というメリットが発生します。
なので、使い道がない端数を出金するのに数百円かかる、というデメリットがなくなります。何のコストも発生しないのは大きなメリットです。
J–Coin Pay(Jコインペイ)の利用限度額
J–Coin Pay(Jコインペイ)は銀行口座から直接チャージができますが、1日に利用できる金額に上限があります。初期設定と本人確認後では、限度額が変わってきます。
運転免許証の写しなどを提出し、本人確認の手続きをすると上限upが可能です。
本人確認の手続きの詳細は【コチラ】から
J–Coin Pay(Jコインペイ)のセキュリティ
PayPayやお亡くなりになられたセブンペイなど、不正利用のトラブルのニュースもありました。「セキュリティコードの入力制限が無かったこと」が原因の1つらしです。
そのため、「手当たり次第に数字を入れる」ことで、不正利用が可能になったという訳です。こんなニュースを聞くと、QRコード決済の不安感を覚える人も多いですよね。「現金払いの方が安全!」という人もまだまだ多いです。
しかし、J–Coin Pay(Jコインペイ)は、メガバンクとして高い知名度のあるみずほフィナンシャルグループのサービスなのでセキュリティ面も信用できそうです。
J–Coin Pay(Jコインペイ)はポイントは付くの?キャンペーンは?
スマホ決済アプリを使う理由として「ポイントは付くのか?」というところがメインになりますが、残念ながらJ–Coin Pay(Jコインペイ)にポイント制度はありません。
初回登録のキャンペーンもなく、不定期で抽選キャンペーンは開催される程度です。2020年2月は1,000円以上のJ–Coin Pay(Jコインペイ)利用で参加できる「使ってもらえる!祝!2020キャンペーン」がありました。
もうこれは、振込や送金の手数料がかからない銀行用として利用しましょう。手数料がかからない分お得ではあります。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は電話相談できる窓口がある
J–Coin Pay(Jコインペイ)を使う場合、キャッシュレス決済に慣れている人にはハードルが低いですが、慣れている分、ポイントがもらえない時点であまりメリットを感じませんね。実際、キャンペーンのときしか使わない!という人も多いでしょう。
QRコード決済の認知度自体はかなり上がりましたが、いまだに1度も使ったことがない、抵抗を感じる層のほうが多いかもしれません。
そんな層に対して安心感を持ってもらえるのがなじみのある銀行のサービスです。年配の方を含めたそういった層も安心して使えるように、操作方法や使い方の相談が電話でできるサポートセンターを設置しています。また、J–Coin Pay(Jコインペイ)では、万が一の場合も、必要な手続きを行えば損害額を補償する規定もあります。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は幹事さんに便利
たとえば「飲み会」の幹事になった場合にJ–Coin Pay(Jコインペイ)を利用すると、「参加者からのお金の徴収」→「お店への支払い」という作業が楽になります。参加者にその場で集金ができ、集まった金額をそのままお店に支払いできます。前金制の場合は、会わなくても集金が可能です。さらにお釣りの用意もなく人も店も管理が楽になりますね。しかも、幹事の受け取り画面をみれば、誰がまだ払ってないのかも一目瞭然でわかるので便利です。
J–Coin Pay(Jコインペイ)の登録方法と使い方
ここまでの説明で、J–Coin Pay(Jコインペイ)を使ってみたい!と思った人に登録方法と使い方を説明します。まずは、銀行口座から直接チャージするので、銀行口座の登録が必要となります。
J–Coin Pay(Jコインペイ)の設定方法
①J–Coin Payアプリをダウンロード
J–Coin Pay(Jコインペイ)は、android、iPhoneの両方に対応しています。
②認証のための電話番号を入力をする
スマホの認証のため、アプリをいれたスマホの電話番号を入力するとSMSで認証コードの通知がされる。
③認証コードの入力と暗証番号の設定
SMSで通知された認証コードを入力。認証コードの入力後、ログインパスワードを設定。パスワードは6ケタの数字です。
④会員情報を入力
表示された必要事項を入力し、登録が完了。
J–Coin Pay(Jコインペイ)内で使用する銀行口座の設定
J–Coin Pay(Jコインペイ)は銀行口座と連動して利用するので、銀行口座の登録が必須となります。
①登録する銀行を選択
連動させたい銀行(すでに持っている口座)を選択。
②銀行の詳細情報を入力
登録する銀行の支店名、口座番号の情報を入力。
③銀行の処理が終わると登録完了
銀行口座の情報を入力し、銀行側で照合されると銀行口座の登録完了。
J–Coin Pay(Jコインペイ)のチャージの方法
①「チャージ」を選択
J–Coin Pay(Jコインペイ)のアプリ内にある「チャージ」を選択。
②登録した銀行からチャージする銀行を選択
登録済みの銀行口座から、J–Coin Pay(Jコインペイ)にチャージする口座を選択。
③チャージする金額を指定
銀行口座選択後、チャージする金額を設定。※チャージ金額は500円以上。
J–Coin Pay(Jコインペイ)での支払方法
①画面の「支払う」を選択
J–Coin Pay(Jコインペイ)アプリ内の「支払う」を選択。
②提示されたQRコードを読み込む
お店で提示される、QRコードを読み込み。
③支払い完了画面で支払いを確認をする
J–Coin Pay(Jコインペイ)での支払いが完了すると、店舗名と支払金額が表示される。
J–Coin Pay(Jコインペイ)の残高を銀行口座に戻す方法
①「口座に戻す」を選択
J–Coin Pay(Jコインペイ)のアプリ内の「口座に戻す」を選択。
②戻したい銀行を選択
登録してある銀行口座から、お金を戻す銀行口座を選択。
③戻す金額を入力する
銀行口座に戻す金額を入力。
④返金完了のメッセージを確認
返金が完了すると、メッセージが表示されるので確認。
返金のタイミングは、銀行営業日7時までの依頼分は原則当日です。また、7時以降の返金分は翌営業日に戻されます。
J–Coin Pay(Jコインペイ)で送金する場合
J–Coin Pay(Jコインペイ)でお金を送金する方法は4種類あります。
QRコードで送る方法
- 「送る」を選択
J–Coin Payのアプリ内の「送る」を選択。 - 「QRで送る」を選択
「送る」の選択肢から「QRで送る」を選択。 - 送金する金額を選択
送金する金額を入力し「この金額をおくる」を選択。 - QRコードを相手に読み取ってもらう
QRコードが表示されたら、送り先の相手にQRコードを読み取ってもらう。
SMSで送る方法
- 「送る」を選択
J–Coin Payのアプリ内の「送る」を選択。 - 「SMSでおくる」を選択
「送る」の選択肢から「SMSでおくる」を選択。 - 送金する金額を選択
送金する金額を入力し、「この金額をおくる」を選択。 - SMSで宛先を入力
SMSで送金したい相手の宛先を入力し送信。 - 送信完了を確認
SMSで送信完了すると「完了」の表示がされる。
LINEで送る方法
- 「送る」を選択
J–Coin Payのアプリ内の「送る」を選択。 - 「LINEでおくる」を選択
「送る」の選択肢から、「LINEでおくる」を選択。 - 送金する金額を選択
送金する金額を入力し、「この金額をおくる」を選択。 - LINEで送信先を選択
LINEアプリで送金したい相手を選択し、送信。 - 送信の確認
LINEの送信が完了したら、J–Coin Payに送金完了が表示される。
登録ユーザーで送金する方法
- 「送る」を選択
J–Coin Payのアプリ内の「送る」を選択。 - 送る相手を選択
「送る」の選択肢から、送金したいユーザーを選択。 - 送金する金額を選択
送金する金額を入力し「この金額をおくる」を選択。 - 送金完了を確認
送金が完了すると、J–Coin Payに表示がされる。
J–Coin Pay(Jコインペイ)で送金してもらう場合
飲み会の割り勘などで利用できる「送ってもらう」システムがあります。J–Coin Pay(Jコインペイ)でお金を送ってもらう方法は4種類あります。
QRコードで送ってもらう方法
- 「送ってもらう」を選択
J–Coin Payアプリ内の「送ってもらう」を選択。 - 「QRでもらう」を選択
「送ってもらう」の選択肢から「QRでもらう」を選択。 - QRコードを読み込む
お金を送ってもらう相手が表示したQRコードを読み込み、入金完了。
SMSで送ってもらう
- 「送ってもらう」を選択
J–Coin Payアプリ内の「送ってもらう」を選択。 - 「SMSでもらう」
「送ってもらう」の選択肢から「SMSでもらう」を選択。 - リクエストする金額を入力
(割り勘などで)もらう金額を入力し、「この金額をリクエスト」を選択。 - SMSで宛先を入力
SMSでお金を送ってもらう相手の宛先を入力し送信。 - リクエスト送信の確認
SMSで送信するとJ–Coin Payアプリに送信完了の表示がされる。
LINEで送ってもらう
- 「送ってもらう」を選択
J–Coin Payアプリ内の「送ってもらう」を選択。 - 「LINEでもらう」を選択
「送ってもらう」の選択肢から「LINEでもらう」を選択。 - リクエストする金額を入力
(割り勘などで)もらう金額を入力し「この金額をリクエスト」を選択。 - LINEで送ってもらう相手を選択
LINEで送ってもらう相手を選択しメッセージを送信。 - リクエスト送信の確認
LINEで送信するとJ–Coin Payアプリに送信完了の表示がされる。
登録ユーザーから送ってもらう
- 「送ってもらう」を選択
J–Coin Payアプリ内の「送ってもらう」を選択。 - 送ってもらう登録ユーザーを選択
「送ってもらう」の選択肢からお金を送ってもらうユーザーを選択。 - リクエストする金額を入力
(割り勘などで)もらう金額を入力し「この金額をリクエスト」を選択。 - リクエスト送信の確認
送信が完了の表示がされるので、相手からの入金を待つ。
J–Coin Pay(Jコインペイ)加盟店になる場合
J–Coin Pay(Jコインペイ)を店舗側が導入する場合の、基本情報を紹介します。
J–Coin Pay(Jコインペイ)導入にかかる費用
J–Coin Pay(Jコインペイ)の申し込みは、J–Coin Pay(Jコインペイ)の取扱金融機関で行います。審査があるので申込=利用可能とはならないので注意してください。
J–Coin Pay(Jコインペイ)を導入に、店舗側の初期費用や月額費用は無料です。スマホかタブレットがあれば、アプリをダウンロードするだけです。
タブレットなどがない場合は店側が自己負担となります。負担するコストは、決済手数料のみです。
J–Coin Pay(Jコインペイ)の決済手数料は金融機関による
決済手数料は、加盟店契約の会社によって違うので確認してください。売上金の入金は、売上代金から、所定の料率分を差し引いたものが、入金される仕組みです。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は銀聯・Alipayと連携
J–Coin Pay(Jコインペイ)加盟店アプリでは、主に中国で広く使われている銀聯QRコード決済とAlipayの決済に対応しています。ただし、オプション機能となりJ–Coin Pay(Jコインペイ)の導入とは別に申し込みが必要です。
中国はQRコード決済の普及率は大きく現金を使わない層が増えています。QRコードに慣れた中国人にとって、銀聯(UnionPay)・Alipayで日本で買い物できるのはメリットでしょう。Alipayの利用者は2019年1月で全世界で10億人を突破したとのことです。利用者の多い決済方法を導入することで手軽にインバウンド対策もできます。
今後J–Coin Pay(Jコインペイ)は、アジア・米州・欧州のQRコード決済サービスとの連携を広げていく予定とのことなので、益々売上upの機会が増えそうですね。
J–Coin Pay(Jコインペイ)は交通費や出張費などの経費サービスもリリース
J–Coin Pay(Jコインペイ)を使った、経費精算のシステム「J-Coin Biz(Jコインビズ)」が2020年1月からリリースされています。
この企業向けのサービスは、アクティブユーザーを増やす目的の1つで、交通費や出張費などの経費を会社から従業員へJ–Coin Pay(Jコインペイ)で渡せるというサービスです。
送金の手数料が安価に設定されているので、企業側かは、これまで負担していた振込手数料を軽減できるメリットがあります。
従業員にとっても、J–Coin Pay(Jコインペイ)のアプリをダウンロードしないといけませんが、返金された金額をQR決済で使うことも、預金口座に戻すこともできるので、デメリットがありません。自分でチャージしなくても残高が発生するので利用者としても使い始めるきっかけとなりますね。
J–Coin Pay(Jコインペイ)のメリット
J–Coin Pay(Jコインペイ)のメリットをまとめてみました。
- 取扱い金融機関は90行以上あり始めやすい
- 違う銀行同士でもJコインペイのユーザー同士なら無料で送金ができる
- 審査不要・年齢制限なし
- チャージ式のため使いすぎのリスクがない
- チャージや、口座に戻す手数料が1円単位で無料
- コールセンターがサポートしてくれる
J–Coin Pay(Jコインペイ)は、参加銀行も多く、電話のサポートデスクも設置されているので、「QRコード決済の初心者」にとっては始めやすい環境作りがあります。
あとは、いつも困ってしまう残金が、手数料を気にすることなく銀行口座に移動できるのはかなりのメリットです。
J–Coin Pay(Jコインペイ)のデメリット
J–Coin Pay(Jコインペイ)のデメリットをまとめてみました。
- ポイント還元がない
- QR決済の加盟店数が少ない
MMD研究所が行った2020年1月の調査によると、スマホ決済の認知度トップはPayPayで80.3%だったのに対し、Jコインペイは3.5%とかなり低めの設定ですが、これからの拡大に期待したいところですね。
まとめ
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)は、街で利用できるお店は少なく、ポイント制度もありませんが、送金や口座移動が限度なく無料というのがメリットとなります。
どちらかというと、QRコード決済用というより、新しいATMという立ち位置で利用するのがいいんではないか?という印象ですね。
PayPayをはじめとする銀行とは関係ない業種の場合、やはり現金の移動に関しては、上限が設定されています。自分のお金なのになんで動かせないんだー!というデメリットがあるので、現金を移動させることが多い人には、超メリットを感じるアプリだと思います。今後の展開も楽しみなスマホ決済サービスです。