投資と運用ってよくわかんないけどやってみたい!でも損するのは嫌だ!という人におすすめなのが、ポイント運用が人気です。今はdポイントやTポイント、楽天ポイントなどでも人気がでています。そして、スマホ決済の代表格のPayPay(ペイペイ)でもポイント運用が可能です。このPayPay(ペイペイ)ポイント運用を登録してみたのでメリット・デメリットも合わせて記事にしてみました。
PayPay(ペイペイ)のポイント運用とは
PayPay(ペイペイ)が新たに始めた「ポイント運用」は、2020年4月15日にPayPay(ペイペイ)アプリの中のミニアプリとしてスタートしました。PPSCインベストメントサービス㈱と提携して、投資に似た擬似体験ができます。原資はPayPay(ペイペイ)の決済で貯めた「PayPay(ペイペイ)ポイント」を使います。自分で原資を用意しなくても貯めたPayPay(ペイペイ)ポイントを使うだけなのでハードルは低めでスタートできますが、あくまでも運用でなので元本は保証されていません。1円から24時間365日運用ができてリアルタイムで価格が変動します。運用コースは2023年2月現在5種類から選べます。利用者は800万人突破の人気サービスです!
「ポイント運用」と「ポイント投資」の違い
PayPay(ペイペイ)のポイント運用は、あくまでもポイントを利用した投資の疑似体験なので、実際に金融商品を購入するわけではなく、PayPay(ペイペイ)ポイントを「運用ポイント」として運用してリターンもポイントで返ってきます。PayPay(ペイペイ)ポイントは「PayPay(ペイペイ)残高」としてコンビニなどでも利用できるので実質現金同様にといえます。
ポイント運用 | ポイント運用は、ポイントカードやクレジットカードを利用して得られるポイントを増やすために行うサービス。現金化せずにポイントのまま運用します。 |
ポイント投資 | ポイント投資は、ポイントカードやクレジットカードを利用して得られるポイントで、株や投資信託などの金融商品を購入できるサービス。 |
ポイント運用は、リターンを現金で得る実際の投資とは違って運用の仕組みも違います。お得にポイントを増やすためにポイント運用の仕組みについて覚えておきましょう。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用の特徴
PayPay(ペイペイ)ポイント運用の特徴を詳しく解説していきます。
PayPay(ペイペイ)ポイントで運用できる
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は、PayPay(ペイペイ)ポイントで運用するので現金やクレジットカードでチャージしなくてもいいので、元々存在しないポイントなのでリスクなしで運用ができます。
PayPay(ペイペイ)ポイントは、PayPay(ペイペイ)の利用・決済で付与されるポイントです。自分の手持ちのお金を使うことがないので(実際使えない)メリットとなります。実際に、PayPay(ペイペイ)ポイント運用で利益が出たタイミングで引き出しをすれば、そのまま買い物で使えるのでお得です。もちろん、値下がりのリスクもあります。PayPay(ペイペイ)ポイント運用で還元されたポイントを増やしてからショッピング利用すれば、還元率と運用を合わせて還元率をupできます。PayPay(ペイペイ)では、決済額に対して「0.5%〜1.5%」のPayPay(ペイペイ)ポイントが還元されるので、月に1万円をPayPay(ペイペイ)利用すれば、50円〜150円分のポイントを投資に回せます。
PayPay残高 の種類 |
特徴 | ボーナス運用 の利用 |
PayPay マネー |
銀行やATMから現金でチャージした金額現金と同様の価値 | ✕ |
PayPay マネーライト |
ヤフーカード・ソフトバンクまとめて支払い等からチャージしたPayPay残高 | ✕ |
PayPay ポイント |
PayPay利用時に付与される0.5%〜1.5%の還元ボーナス | 〇 |
PayPay(ペイペイ)残高には、PayPay(ペイペイ)ポイントの他に、PayPay(ペイペイ)マネー・PayPay(ペイペイ)マネーライト・2種類がありますが、これらはPayPay(ペイペイ)ポイント運用で利用できません。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は手数料無料や口座開設不要
PayPay(ペイペイ)ポイント運用の手数料は一切かかりません!運用手数料が無料なので、PayPay(ペイペイ)ポイントを好きな分だけ入れて好きなタイミングで引き出せるので気軽に利用できます。証券口座の開設やID登録なども不要です。ロボアドバイザーや投資信託などでは手数料がかかることも多いので、それに比べるとPayPay(ペイペイ)ポイント運用は手数料無料なので無駄な経費がかかりません!
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は1円から運用&いつでも出し入れOK
PayPay(ペイペイ)ポイントは1円分のポイントから好きな金額を運用できすぐに運用を開始できます。端数の使い道がない人などは、増やすチャンスとなります。さらに、運用しているPayPay(ペイペイ)ポイントは、いつでも引き出しできるのでいざ使いたくなったらPayPay(ペイペイ)ポイント残高にチャージできるので安心です。ネオモバやフロッギー、SBI証券でのTポイント投資などは、最低でも100ポイントが無いと始められないので、1円から運用が始められるのはメリットといえます。PayPay(ペイペイ)のポイント運用は24時間365日利用できます。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は未成年者でも利用できる
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は、本格的な投資ではないので未成年者でも利用できます。投資に興味があっても実際の投資となると未成年の場合は親の承諾が必要になるなど始めるハードルは高く、承諾がおりるかもわかりません。しかしPayPay(ペイペイ)のポイント運用は親の承諾も一切必要なしで、しかも1円から運用できます。PayPay(ペイペイ)ポイントなら損失がでたとしてもあくまでもポイントなのでダメージは少ないので投資の練習にもいいかもしれません。若いうちから投資・資産運用の体験ができます。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用の増加分は非課税
PayPay(ペイペイ)ポイント運用で増やしたPayPay(ペイペイ)ポイントは、通常の投資と異なり、ポイント扱いのため非課税です。通常の投資の場合、儲かった分が収入とみなされ所得税を払わないといけませんが、PayPay(ペイペイ)ポイント運用分の利益はあくまでもポイントなので税金の支払いの対象になりません。そう考えるとできるだけ運用にまわして分母を大きくしたほうがオイシイ稼ぎ方ができそうです。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用の仕組み
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は、PayPay(ペイペイ)ポイントをPPSCインベストメントサービス㈱が運用してポイントが増減します。PPSCインベストメントサービス㈱はPayPay証券株式会社(100%)株主の会社でポイント運用サービスの会社です。
PPSCインベストメントサービス㈱がみんなから集めたPayPay(ペイペイ)ポイントで投資信託している仕組みです。
投資信託とは?
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品。
PayPay(ペイペイ)ポイントが増えたり減ったりするので、投資に似た擬似体験ができます。ユーザー側は、「PayPay(ペイペイ)ポイントを運用しているだけ」という感覚なので簡単に運用できます。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は5つのコースから選択できる
PayPay(ペイペイ)ポイント運用は、2023年1月現在5種類のコースから選べます。
どのコースがオススメなのか?基本的には、スタンダードコースを選ぶのが無難ですが、詳細をチェックして「リスクを抑えたい」「攻めたい」など自分に合ったコースを選びましょう。
PayPayポイント運用は途中でコース変更はできない
PayPay(ペイペイ)ポイント運用のコースは、途中でコース変更ができません。違うコースに変更する場合は、一度引き出したあとで新しいコースを選択します。
PayPay(ペイペイ)ポイント運用の評判や口コミやメリット・デメリット
PayPay(ペイペイ)のポイント運用の口コミをネットで検索してみると、メリットやデメリットまでさまざまな意見がありましたが、「1円から運用ができる」「出し入れが自由」などの高評価な意見や、「使えるのがPayPayポイントのみ」という使いにくさのデメリットの声もありました。口コミとともにメリットデメリットをまとめてみました。PayPay(ペイペイ)ポイント運用のメリット簡単にメリットをまとめてみました。
PayPayポイント運用のメリット
- 1円から気軽に投資の擬似体験(運用)ができる!
- 24時間365日出し入れが自由
- 証券口座を開設する必要なく気軽に始められる!
- 増加分は決済で利用可能&非課税
- 実質元手ゼロで気楽!
- 未成年者でも利用できる
- 複数のコースを選択可能
PayPay(ペイペイ)ポイント運用で増やしたPayPay(ペイペイ)ポイントは、PayPay(ペイペイ)加盟店で利用できます。PayPay(ペイペイ)の強みは利用できるお店が断トツ多いことです。PayPay(ペイペイ)の加盟店は、2023年1月時点で全国で374万カ所あるのでかなりのお店で使えるハズです。PayPay(ペイペイ)ポイントは、現金として出金はできませんが、PayPay(ペイペイ)加盟店の支払いに利用できます。どんどん増やしてお得に利用しましょう。PayPay(ペイペイ)ポイントをもらったらボーナス運用にまわして、必要な時に引き出して使えばOKです。PayPay(ペイペイ)ポイント運用のデメリット次はデメリットも確認しておきましょう。
PayPayポイント運用のデメリット
- PayPayポイントしか使えない
- 途中でコース変更ができない
- 株式・投資信託の購入(現金化)は不可
- PayPayステップは対象外
- PayPayポイントが減る可能性もある
ポイント運用はPayPay(ペイペイ)ステップの対象外なので、還元率を引き上げることはできません。PayPay(ペイペイ)ステップは、PayPay(ペイペイ)で決済した金額に付与されるポイントの還元率が変わる特典です。利用状況や条件で還元率が0.5%~1.5%に変動します。PayPayステップは、あくまで買い物での決済のみの対象制度です。
そして、PayPay(ペイペイ)ポイント運用は気軽に始められるサービスですが、あくまでも投資・資産運用なので「ノーリスク」ではありません。運用がマイナスになると、元本(PayPayポイント)が減る事もあります。減っているときに引き出さないほうが無難です。PayPay(ペイペイ)ポイント運用のコツは中長期で運用することなのでマイナスなときに引き出してしまうと損なので上がるまで長い目で待ちましょう。PayPay(ペイペイ)のポイント運用をノーリスクで行う方法少ない還元率でやっと貯めたPayPay(ペイペイ)ポイントを減らしたくない!と思う人に朗報です。実はPayPay(ペイペイ)のポイント運用をノーリスクで始められる方法があります。
ポイントサイトのような「Quick Point」というサービスでPayPay(ペイペイ)ポイントがもらえます。このQuick PointでPayPay(ペイペイ)ポイントを貯めてからポイント運用をすればノーリスクで利用することができます。PayPay(ペイペイ)を利用している人ならすぐに登録できます。
【Quick Point公式サイト】から登録すると「最大1万円相当が当たるPayPayポイントスクラッチ」が利用でき、ラッキーな人は1万円分が投資に利用できます。
↓↓↓詳しい手順はこの記事から↓↓↓
PayPay(ペイペイ)ポイント運用を実践してみた!
実際にPayPay(ペイペイ)のポイント運用をやってみました。
Quick Pointを使ってPayPayボーナスを19円相当を獲得できたのでそれプラス52円のPayPay(ペイペイ)ポイントを合わせた合計71円分を当時2コースしかなかったときに「チャレンジコース」で運用してみました。わずか数日ですが、早速2円増えていました!投資とか運用って無知ですが、これ分母が大きければかなりプラスが作れるってことですよね?かなりメリットじゃないですか?普通預金に比べたらとんでもない返還率ですよね!
他のポイント投資との比較
PayPay(ペイペイ)ボーナス運用と似た他のポイント投資との違いを比較してみましょう。まず、ポイント投資系のサービスは、PayPay(ペイペイ)ポイント運用のようなポイントをポイントのまま運用する「ポイント運用」とネオモバや日興フロッギーのようなポイントで実際に株式やファンドを購入が可能な「ポイント投資」の2種類に大別できます。
項目 | ポイント投資 | ポイント運用 |
内容 |
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具体的な サービス |
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利用可能な ポイント |
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|
将来的に、ポイントを現金化したいなら「ポイント投資」系サービス、ポイントをポイントのまま使うなら「ポイント運用」系を選びましょう。
次に、具体的に、ポイント投資・ポイント運用のサービスの特徴を比較していきます。
ポイント運用=ポイントのまま運用(ポイントで出し入れ)
PayPay ポイント運用 |
Ponta ポイント運用 |
dポイント 投資 |
|
証券会社 | One Tap BUY | 口座開設不要 | NTTドコモ |
利用可能な ポイント |
PayPay ポイント |
Ponta ポイント |
dポイント |
現金化 の可否 |
✕ | ✕ | ✕ |
利用可能な 投資商品 |
ETF | auアセットマネジ メントの投資信託 |
投資信託 など |
手数料 | 無料 | 投資信託の 信託報酬のみ |
無料 |
運用コース | 2種類 | 1種類 | 7種類 |
ポイント投資=ポイントで株や投資信託を購入(現金化)
Tポイント 投資 |
楽天ポイント 投資 |
フロッギー | |
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | SMBC 日興証券 |
利用可能な ポイント |
Tポイント | 楽天 ポイント |
dポイント |
現金化の可否 | 〇 | 〇 | 〇 |
利用可能な 投資商品 |
投資信託 | 日本株 投資信託 |
日本株 |
必要数 | 100P~ | 100P~ | 100P~ |
特徴 | 投信の保有金額に応じて毎月ポイントが貰える | ■日本株は100株単位での購入が必要 ■投信の保有金額が応じて毎月ポイントが貰える |
■買付手数料無料 ■期間限定ポイントも使える |
※ネオモバは2024年1月9日にサービスが終了するため削除しました。
※LINE証券は積立投資にしかポイントが使えなくなったので削除しました。
まず、大きく違う点は、ポイントの現金化の有無です。PayPayポイント運用・Pontaポイント運用・dポイント投資の場合、ポイントをポイントのまま運用し、出し入れもポイントのままですが、他の投資サービスは、ポイントで実際に株や投資信託の購入をするので 投資商品売却後は現金になります。
基本的には、自分で貯めやすいポイントしか回せないので、投資か運用かは各ポイントの種類によって金融商品(株/投資信託)が限定されます。
少額ポイントで株式投資をするなら「日興フロッギー」、投資信託の運用なら「楽天証券」や「SBI証券」を利用するのがオススメです。
まとめ
PayPay(ペイペイ)ポイントの運用は、「PayPay(ペイペイ)ポイント」を利用して投資の擬似体験ができるサービスで証券口座の開設や手数料も不要で気軽に投資の体験ができます。PayPay(ペイペイ)ポイントを増やせば、どんどん買い物できる金額も増えるのでお得です。最低運用額が1円からというのはかなりのメリットで、未成年でも利用でき投資に興味がある人にオススメできます。さらに!手数料無料でいつでも出し入れ自由!です。あくまでも投資運用なのでマイナスのリスクはありますが、銀行預金の金利と比べると格段に素晴らしいので無理のない範囲でチャレンジしてみていいかな?という印象でした。