年会費無料でとにかくポイントが貯まりやすいクレジットカードとして現存しているといえば「リクルートカード」です。
REX CARD(レックスカード)とReader’s Card(リーダーズカード)のポイント還元率が改悪となった今、年会費永年無料で1%超えポイント還元のクレジットカードとしては、唯一といってもいいです。とにかくポイントが貯まる使い勝手がいいクレジットカードですが、いいところばかりなのか?という疑問に答えるべくポイントアップの仕組みや、2重取りなど還元率をupする
技なども交えてメリットとデメリットも合わせて紹介します。
リクルートカードの基本スペック
まずは、リクルートカードの基本スペックを見てみましょう。
※表は横にスライドできます。
内容 | ||
公式HP | 公式サイトを見る | |
年会費 | 永年無料 | |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB | |
申込資格 | Visa Mastercard |
・18歳以上で安定した収入のある方 ・18歳以上で学生の方 (高校生を除く・未成年は親権者の同意が必要) |
JCB | ・18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方 ・高校生を除く18歳以上で学生の方 |
|
付与ポイント | リクルートポイント | |
ポイント還元率 | 1.2% | |
家族カード |
Visa Mastercard |
年会費無料 |
JCB | 年会費無料 | |
ETCカード |
Visa Mastercard |
年会費無料 新規発行手数料:1,000円(税別) |
JCB | 年会費無料 |
リクルートカードの発行会社概要
リクルートカードは、国際ブランドが3つあり、VISA&MasterCardとJCBで窓口が違います。
VISA・MasterCardのリクルートカード | |
会社名 | 三菱UFJニコス㈱ |
本社住所 | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX |
電話番号 | 0570-025-410 |
受付時間 | 9:00~17:00 無休・年末年始は休み |
JCBのリクルートカード | |
会社名 | ㈱ジェーシービー |
本社住所 | 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア |
電話番号? | 03-3294-8111 |
受付時間 | 9:00~17:00 日曜・祝日・年末年始は休み |
リクルートカードのポイント還元率
リクルートカードの最大の特徴は「ポイント還元率の高さ」で年会費無料にも関わらず還元率が1.2%です。貯まるポイントは、「リクルートポイント」でカード利用額に対して1.2%のポイント還元が付与されます。さらに、リクルートカードは、ポイントの取りこぼしが少ない仕組みになっていて、付与されるポイントは毎月のカード利用額の「合計」に対して計算され、しかも利用額100円ごとに1.2%のポイントが付く仕組みです。他のカードでは1回ごとのポイント計算だったり、1,000円ごとのポイント計算がされるというセッこい内容のものもある中、リクルートカードは「月の合計額」に対してポイント計算をしてくれるので、中途半端な端数も切り捨てされることなく「ありがたやぁ~」といったところです。そういった意味でもポイントの取りこぼしがありません。
リクルートカードとほかの高還元カードを比較
「リクルートカード」と他の年会費無料の高還元率カードを比較してみましょう。
※表は横にスライドできます。
通常ポイント 還元率 |
カード名 | ポイントアップ方法 |
1.2% | リクルートカード | ・ポンパレモールで4.2% ・じゃらんで3.2% ・ホットペッパーグルメで【予約人数】×50P加算 |
1.2~1.5% | DCカードJizile ※リボ払い専用 |
「POINT名人.com」経由で最大13.5%還元 |
1% | dカード | ・特約店や加盟店でポイントアップ ・ローソンで5%お得に |
楽天カード | ・楽天市場で3% ・楽天トラベルで2% ・楽天カード優待店で1.5%~ |
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Orico Card THEPOINT | ・入会後半年間は2% ・オリコモール経由で2%~ |
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ヤフーカード | Yahoo!ショッピング ・LOHACOで3% |
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0.5% | ・VIASOカード ・エポスカード ・イオンカード ・セゾンカード など |
- |
「dカード」「楽天カード」「Orico Card THE POINT」「ヤフーカード」のポイント還元率は1%で、リクルートカードに負けますが、ポイントアップ手段があるので、利用方法によってはリクルートカードよりお得になる場合があります。例えば、ローソンで利用するなら「dカード」、楽天市場で利用するなら「楽天カード」、Amazonで利用するなら「Orico Card THE POINT」、Yahoo!ショッピングなら「ヤフーカード」がポイントを貯めやすいです。
しかし、ネット決済じゃなくて、普通にお店を問わずに店頭でお得にポイントを貯めるには「リクルートカード」が断トツにおすすめです。
「DCカード Jizile」はポイントを何に交換するかで、最大1.5%の超高還元率も可能ですが、リボ払い専用カードなので、貯めたポイント以上に手数料を支払うことになってしまうので注意しましょう。リボ払い手数料を回避するには、追加返済で全額支払いをすればOKですが忘れるリスクがあります。支払いを自己管理できるなら、「DCカード Jizile」はかなりお得なカードですが、いらない手間をかけるくらいなら「リクルートカード」のほうが気楽に利用できます。
メインはリクルートカード!サイトごとにサブカードでお得
上記のように、クレジットカードごとにポイントの貯まりやすい購入場所が違うので、よく利用するECモール用と、普段使い用の複数枚持ちが一番お得です。
ポイントが分散するデメリットはありますが、よく使うという目的でクレジットカードを作っているので、再度そのECモールでポイントを消化すればいいだけなので問題ありません。とういか、そのためですよね?という話。
リクルートカードは、普段の買い物はもちろん、携帯料金や電気代などの支払いもできるので、日常の支払いをすべてリクルートカードにすれば、ポイント還元1%のクレジットカードより多くポイントを貯める事ができます。毎月5万円をリクルートカードで払えば月に600ポイント、年間で7,200ポイントも貯まり、1%還元のクレジットカードより1,200ポイントも差がでます。さらに、ホットペッパービューティーに掲載されてる美容院を利用するなどすれば、ボーナスポイントてきなものも貯まるので、より効率的にポイントを貯めることができます。
系列サービスの利用でポイントアップ
リクルート系のサービスを利用すると、サイト利用で「Pontaポイント」、リクルートカード決済で「リクルートポイント」の2重取りができます。リクルート系のサービスで「リクルートカード」を使った場合の獲得ポイント(リクルートポイントとPontaポイント、各サービス限定ポイントの合算)をまとめてみました。
※表は横にスライドできます。
サービス名 | クレジット利用ポイント | サービス利用ポイント | 合計獲得 ポイント |
備考 |
付与ポイント | リクルートポイント | Pontaポイント (限定ポイント) |
||
じゃらんnet | 1.2% | 2% | 3.2% | - |
ポンパレモール | 3~20% | 4.2~21.2% | - | |
ホットペッパー ビューティー |
2% | 3.2% | - | |
ホットペッパー グルメ(お食事券) |
2% | 3.2% | ネット予約&来店人数×50P獲得 |
ポンパレモールの場合、
カード還元率「1.2%」
+
サイト還元率「3.0%」
=
「4.2%」の還元率
になります。このように、系列サービスを利用することで、さらにお得にポイントを貯めることができます。
リクルートポイントの使い方
リクルートポイントが貯まったらどこでポイントを使えるのでしょうか?
他のクレジットカードと比較しやすいように表にまとめてみました。
※表は横にスライドできます。
リクルートカードはそのままだと、じゃらんをはじめとするリクルート関連のサイトでしか消化できません。
ポイントの利用先を増やすには、Ponta(ポンタ)ポイントに交換してから、Ponta(ポンタ)ポイント加盟店で利用する方法がメインかな?という印象です。
リクルートカード以外の高還元カードは系列サービス以外でも利用できるので使いやすいです。
貯まったリクルートポイントをそのまま使う
リクルート社は「じゃらん」をはじめとする様々なサービスを提供しています。それらのサイトでリクルートポイントを1ポイント=1円として使うことが可能です。普段のカード払いをリクルートカードにまとめれば、簡単にリクルートポイントが貯まります。リクルートサービスを利用する人ならポイントでの割引が大きくなります。
じゃらんで旅行代金の割引や、ホットペッパービューティーで美容院の割引にも使えます。ポイントを使うことでお得にリクルートサービスを利用することができます。
リクルートポイントをPonta(ポンタ)ポイントに交換して使う
逆に、リクルート系列サービスを利用しない人にはリクルートポイントは使いづらいポイントになるので、Ponta(ポンタ)ポイントへの交換して、Ponta(ポンタ)ポイント加盟店で利用できます。
Pontaポイントが使える主な店舗・サービス | |||
高島屋 | AOKI | ライフ | ルートインホテルズ |
オリックス レンタカー |
ローソン | ケンタッキー フライドチキン |
シェル |
トモズ | ココス | ゲオ | JALエービーシー |
すき家 | HMV | 京阪グループホテル | ビッグカメラ |
この方法なら実店舗でポイント消化が簡単にできるので便利です。リクルートHPの「マイページ」でPonta(ポンタ)ポイントに等価交換ができます。
ポンタポイントへの交換レートは、「リクルートポイント」1ポイント→「Pontaポイント」1ポイント(1円相当)です。「Pontaポイント」はローソンやスーパーのライフなどのいろんなチェーン店で使えてるようになるので便利です。
ポンタポイントの使い方で、特におすすめなのがローソンのお試し引換券にPontaポイントを使う方法です。お試し引換券とはローソンのLoppi(ロッピ)で扱っているポイントサービスで、Pontaポイントを商品の引換券に交換することができます。少ないポイントで商品を買うことができるので、1ポイントが2円以上の価値になるのでお得です。ローソンユーザーなら既に知っている方法ですね。
Ponta(ポンタ)ポイントから他社ポイントに交換して使う方法
さらに、Ponta(ポンタ)ポイントから他社ポイントに交換する方法もあります。下記のポイントを貯めている方はこの交換がおすすめです。
逆に他社ポイントからリクルートポイントに交換することもできます。
※表は横にスライドできます。
交換先 | 交換レート | 交換単位 |
dポイント | 100 P → 100 P | 100 P以上100 P単位 ※ドコモユーザーのみ |
LINEポイント | 120 P → 100 P | 120 P以上120 P単位 |
JALマイル | 2 P → 1JALマイル | 2 P以上2 P単位 |
dポイントへの交換レートは等価なのでdポイント派にはうれしいです。
また「JALマイル」への交換もでき、レートは「Pontaポイント」2ポイント→「JALマイル」1マイルです。また、JALマイルへの交換も非常におすすめで、JALマイルへの交換では交換レートが半減しますが、JALマイルの使い道によっては1マイルあたりの価値が2円以上になることもあるので、実質的に等価以上の交換レートになります。
マイルの使い道 | 1マイルの価値 |
他社ポイントへの移行 やクーポンとの交換 |
1円~1.5円 |
国内線の特典航空券 | 1.5円~4円程度 |
国際線の特典航空券 | 2円~16円程度 |
JALマイルを国際線の特典航空券に交換すると、等価以上の交換レートになります。国内線の特典航空券に交換する場合も等価以上の交換レートになる可能性が高いのでPonta(ポンタ)ポイントをJALマイルに交換するのも非常におすすめです。
リクルートカードは電子マネーチャージでポイント2重取り
電子マネーへのチャージ分にはポイントが付与されないクレジットカードがほとんどの中、「リクルートカード」は、電子マネーへのチャージでもポイントがもらえる珍しいカードです。電子マネーに合わせてチャージするクレジットカードを変更する必要もありません。電子マネーチャージ分と電子マネーでの支払い分それぞれにポイントが付与され2重取りが可能です。合計ポイント還元率は以下のとおり。
※表は横にスライドできます。
2重取りの合計ポイント | モバイル Suica |
楽天Edy | SMART ICOCA |
|
JCB | チャージ ポイント |
1.2% | 非対応 | 非対応 |
利用 ポイント |
0.5~1% | |||
合計 ポイント |
1.7~2.2% | |||
Visa Mastercard |
チャージ ポイント |
1.2% | 1.2% | 1.2% |
利用 ポイント |
0.5~1% | 0.5% | 0.5~50% | |
合計 ポイント |
1.7~2.2% | 1.7% | 1.7~51.2% |
同じ「リクルートカード」でも、国際ブランドによってポイント付与の対象となる電子マネーがちがいます。JCBブランドでは「モバイルSuica」へのチャージ分だけにポイントが付与されますが、VisaとMastercardでは「モバイルSuica」の他に「楽天Edy」「SMART ICOCA」へのチャージ分にもポイントが付与されます。ちなみに、「モバイルSuica」と「SMART ICOCA」は、電子マネー利用ポイントが付与される店舗やサービスが限られるので注意が必要です。「モバイルSuica」は、駅ナカ店舗などJRE POINT加盟店での利用で100円(税込)か200円(税込)につきJREポイントが1ポイント(1円相当)付与されます。「SMART ICOCA」は、ICOCAエリアでの列車利用と一定条件を満たすことで運賃の最大50%のポイントが付与され、一部のICOCA加盟店の利用で基本200円につき1ポイント(1円相当)が付与されます。
他のクレジットカードでは、電子マネーへのチャージへのポイント還元率が下がったり付与対象外な場合が多いですが、リクルートカードは電子マネーチャージも還元率が1.2%のままです。そのため、モバイルSuica・nanaco・楽天Edyにチャージして支払うと、ポイント二重取りで「合計1.7%」です。コンビニ、飲食店など、使える場所は多いので1.7という還元率もチリツモで貯まります。
電子マネーチャージのポイント対象は月に3万円まで
電子マネーチャージでも1.2%のポイントが付くリクルートカードですが、ポイント還元には上限があり月に3万円のチャージ分までです。この上限は「すべての電子マネーチャージの合計で月3万円まで」なので計算してチャージしないと無駄になります。そして、30,001円以上のチャージ分についてはポイント付与の対象外です。
チャージした電子マネー | チャージ金額 | ポイント対象 |
4/1に楽天Edy | 20,000円 | 〇 |
4/5にモバイルSuica | 10,000円 | 〇 |
4/9にSMART ICOCA | 10,000円 | ✕ |
とは言え、ここ最近は電子マネーチャージでポイントが付くクレジットカード自体が珍しいです。たとえポイントの対象となる電子マネーのチャージ額に上限があったとしても、リクルートカードは優秀なカードです。
月3万円以上の電子マネーチャージでポイントをもらう裏技
ちなみにちょっとした裏技を使えば、チャージポイントの対象を3万円以上まで引き上げることもできます。
nanaco(ナナコ)チャージはポイント対象外
電子マネーへのチャージポイント対象にnanaco(ナナコ)は入っていません。以前はリクルートカードでnanaco(ナナコ)チャージができたましたが、2020年3月12日からリクルートカードからのnanaco(ナナコ)チャージの新規登録ができなくなりました。現在は、セブンカード・プラスのみがチャージポイントの対象です。
ちなみに2020年3月11日までに登録したリクルートカードであれば、現在もnanaco(ナナコ)チャージができ、ポイントも付与されます。
nanaco(ナナコ)チャージの改悪は非常に残念ですが、上記した電子マネーについてはチャージポイントの対象なので、改悪になる前に登録しておいたほうがよさそうです。
リクルートカードの基本的な内容
リクルートカードの細かい基本的な内容を確認しておきましょう。
リクルートカードのポイント有効期限
リクルートカードで貯まるリクルートポイントの有効期限は1年(12ヵ月後の月末まで)ですが、ポイントの有効期限はポイントを貯めるごとに1年間延長されます。
リクルートカードで支払いを続ける限りポイントは貯まり続けるので実質無期限と言っていいでしょう。携帯料金の支払いを設定しておけば永久ポイントとなり失効する心配がありません。
リクルートカードの締日と支払日
リクルートカードの締日と支払日は、国際ブランド関係なく同じです。毎月15日締めで翌月10日に引き落とされ手数料はかかりません。
注意したいのは、カード決済日が15日でも、店側の手続きによってカード会社に利用情報が届いていない場合は翌月以降になります。利用のタイミングによっては支払いが1カ月以上先になることもありますが、予定より遅くなるので問題はないと思います。あまり記帳しない人の場合「支払分が余ったぁ~」と口座から引き出してしまうリスクはありますが管理能力お話になるので、細かくチェックしておきましょう。
リクルートカードで請求書が発行される日
リクルートカードは、毎月20日~月末あたりに請求額が確定し請求書が発行されます。紙明細の請求書が届くのは月末くらいでしょう。
最近は、コスト削減、環境保護の目的からウェブ明細がほとんどとなっていて、紙明細を利用する場合は手数料がかかります。
Web明細なら手数料はかからず24時間いつでも明細が確認できるので、ウェブ明細のほうが便利です。
リクルートカードの追加カード
リクルートカードでは家族カードが無料で発行でき、ETCカードもJCBなら無料で発行ができます。
追加カード | ETCカード | 家族カード | |
年会費 | 無料 | 無料 | |
発行手数料 | JCB | 無料 | 8枚まで無料 |
VISA | 1,000円 (税抜) |
19枚まで無料 |
|
MasterCard |
VISAとMasterCardの場合、ETCカードの発行に1,000円(税抜)がかかるので注意してください。もし国際ブランドにこだわりがなければ、ETCカードの発行手数料が無料のJCBのほうがいいですね。もちろん家族カードやETCカードの利用でも1.2%のポイントが付きます。
リクルートカードの付帯保険
リクルートカードは年会費無料にもかかわらず旅行保険が無料で付帯しています。海外旅行で最高2,000万円・国内旅行で最高1,000万円の旅行傷害保険が付帯しています。
旅行保険の利用条件は「利用付帯」なので、旅行前や旅行中にツアー代金や交通費をリクルートカードで支払っていれば!の話でなので、保険適用したい場合は、リクルートカードで支払いしておきましょう。リクルートカードは年会費無料で、海外・国内旅行のどちらにも付帯して、補償金額も非常にいいので他のクレジットカードと比較しても条件は素晴らしい内容です。
さらに、年間200万円までのショッピング保険も付帯しているのでかなりの好条件と言えます。ショッピング保険は、破損・盗難などの損害を保障してくれます。ショッピング保険の対象も国内・海外どちらも対応していて、補償期間は購入日より90日です。これも利用付帯なので、カードで購入した品物に限定されます。これなら、海外からの高額な品物を購入する時も安心です。
リクルートカードのボーナス払い
リクルートカードではボーナス払いが可能ですが、回数は選べず1回払いのみです。
ボーナス払いの手数料は無料なので、手数料のかかる分割払い(分割2回までは無料)よりお得で、期間の優遇が受けれるので大きな買い物をすることもできます。
リクルートカードのリボ払い
リクルートカードではリボ払いが可能ですが手数料がかかります。手数料は国際ブランドによって異なります。
リボ払いは手数料が取られてもったいないです。年利も15%で消費者金融並みなので注意が必要です。せっかくポイントを貯めるためにリクルートカードを利用しているのに、リ
ボ払いの手数料を払っていたらマイナスでしかありません。貯めたポイントが台無しになるのでリボ払いは使わない方がいいでしょう。
リクルートカードの利用限度額
リクルートカードの利用限度額は10~100万円で、利用者の信用情報や収入の状況から限度額が決められます。限度額を増額したい場合はカード会社に連絡して増額申請をしましょう。
申請後にカード会社で審査され、審査に通れば限度額が増額されます。早ければ即日審査結果が出ますが数日かかる場合もあります。カードを発行したばかりだとカード会社も審査したばかりなので無理そうな時期ですが、目安としてカードを発行して半年後くらい時間を置いてからの方がいいかもしれません。また、リクルートカードでは一時的な限度額の増額ができるので、急に出費がかさんだときは一時増額も利用してみてください。
リクルートカードのキャッシング
リクルートカードではキャッシングも利用できます。
リクルートカードのキャッシングは電話・ネット・ATMで利用でき、海外キャッシングもできます。キャッシングはいざという時に役に立ちますが、高金利でリクルートカードのポイント還元率をぶち壊すことになるのでもったいないです。「ご利用は計画的に!」
リクルートカードの引落し口座の変更方法
リクルートカードの引き落とし口座を変更をする場合、下記のページで口座振替依頼書の申請をします。
1週間ほどで口座振替依頼書が届くので、必要事項を記入して返送します。返送後、1ヶ月ほどで口座振替変更の処理が完了します。
リクルートカードの解約&退会の方法は?
国際ブランドによって解約の問い合わせ先は異なります。
手続き方法は電話やインターネットからで、自分に合った申請方法で解約の手続きをします。カードを解約してポイント残高とリクルートIDはそのまま残るので、アメックスやダイナースのように、「解約と同時にポイント失効」にはならないので安心です。
リクルートカードのログインや問合先は国際ブランドで違う
リクルートカードを発行する会社は国際ブランドによって異なります。VISA,MasterCardを発行するのは三菱UFJニコス、JCBを発行するのはジェーシービーです。
そのため国際ブランドによってログイン先や問い合わせ先が異なります。カード発行後は国際ブランドごとに該当ページを利用してみてください。
リクルートカードの発行の仕方
では、リクルートカードを発行する手順を説明します。
① ネットでリクルートカードを申し込む
以上で申し込みが完了です。申し込み完了の通知がメールで届くので確認しておきましょう。
② 審査結果が届く
リクルートカードの申込みが完了したら、審査結果が届くのを待ちます。早ければ即日、遅くても翌日までに審査結果が届く場合が多いです。
③ カードを受け取る
申込み後、約1週間ほどでリクルートカードが届きます。郵送されるカードを受取るときに本人確認書類が必要です。
免許証など本人が確認できる書類を提示して封書を受け取ってださい。カードの受取後すぐに使えます。
リクルートカードの有料カードは新規受付終了
以前はリクルートカードプラスという年会費2,000円(税抜)でポイント還元率が2%というのクレジットカードがありましたが、現在は新規の受付を終了しています。
リクルートカードの審査基準
審査基準については明らかにされていませんが、「リクルートカード」は「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」「じゃらんnet」など、リクルートサービスの利用者に使わせたい目的を考えると比較的若い層をターゲットにしている感じがします。そのため、銀行系クレジットカードの審査と比較すると審査基準はそれほど厳しくはなさそうです。このことから、リクルートカードの審査では勤続年数や年収はそれほど重要視されていないので、年収100万円ほどでも審査に通る可能性があるかもしれません。ただし、どのクレジットカードの審査でも同じように、過去にクレジットカード・カードローン・携帯電話料金の分割払いなどで延滞があれば、審査に通らない可能性が大きいです。また、同時に複数のカードに申し込む「多重申し込み」は審査のマイナスになるので注意しましょう。
リクルートカードの審査に落ちる人
リクルートカードは基本的に審査は通りやすいですが、一部で審査に落ちる人がいます。考られる理由はつぎの通りです。
当然ですが支払い能力のない人にはカード会社も審査を通しません。金融情報に傷がある人は正直無理です。また、短期間に複数のカードの申込みをしている人も「カードをたくさん発行して逃げるつもり?」と疑われる要因となります。なので上記の理由に該当すると審査に不利になります。ただ、上記の理由に該当しててもカードが発行できた人もいるので心配な方もまずは申込みしてみないとわかりません。
リクルートカードの口コミ評判まとめ
実際にリクルートカードの利用者の口コミの要点を大まかにまとめてみました。
良い口コミ評判
- ホットペッパービューティーの美容院でお得に貯まる&使える
- 旅行傷害保険が充実
- 永年無料でポイント還元率が1.2%が魅力
- 1ポイント単位でPonta(ポンタ)ポイントに即時交換可能
- Ponta(ポンタ)ポイントから他のポイント交換もできる
- ポイント計算が都度決済ではなく、月の合計に対してのポイント計算なので無駄がない
悪い口コミ評判
- 入会キャンペーンのボーナスポイントが期間限定でPonta(ポンタ)ポイントに交換できないので使えない
- ポンパレモールは値段が高く魅力的な商品が少ない
リクルートカードの口コミは全体的に良く、断トツで「1.2%の高還元率でポイントが貯まりやすい」という意見でした。
悪い口コミは、入会キャンペーンのポイントの使い道で、「ポイントの有効期限が翌月末まで&リクルートサービスでしか使えない」といった意見がほとんどです。この点だけネックですが、貯まったポイントでポンパレモールでポイントを消化すればタダで商品がもらえることになるので損はしません。ということで入会キャンペーンのポイント以外の口コミは全体的に良さげでした。
JCBのリクルートカードはQUICPay(クイックペイ)が使える
JCBのリクルートカードなら電子マネーQUICPay(クイックペイ)を使うことができます。スマホとリクルートカードと紐付けするとQUICPay(クイックペイ)利用分はリクルートカードに請求されポイントも1.2%付きます。同じポイント還元率1.2%ならわざわざQUICPay(クイックペイ)で払う意味あるの?って感じですが、QUICPay(クイックペイ)で払う意味は次のとおり。
- カードをかざすだけで会計ができるのでスムーズ
- クレジットカードが使えない店でもポイントが貯められる
クレジットカードは使えないけど、QUICPay(クイックペイ)なら使えるという店も中にはあります。そういった店でもポイントが貯められるということです。該当する店は少ないかもしれませんが、もしQUICPay(クイックペイ)のみ利用可能な店を見つけたらQUICPay(クイックペイ)を利用してみてもいいかもしれません。
VISAとMasterCardのリクルートカードはApple Payが使える
VISAとMasterCardのリクルートカードなら、Apple Pay(アップルペイ)というiPhoneやApple Watchで使えるキャッシュレス決済サービスが利用できます。クレジットカードや電子マネーを登録することでカードを持たずiPhoneだけで決済ができるので非常に便利です。JCBのリクルートカードはApple Pay(アップルペイ)に対応していません。
リクルートカードの2枚持ちでポイントが合算できる
リクルートカードは国際ブランドによって発行会社が異なります。VISA、MasterCardを発行するのは三菱UFJニコス株式会社、JCBを発行するのは株式会社ジェーシービーです。
カード発行会社が異なるので、両方でリクルートカードを1枚ずつ発行して、2枚のリクルートカードを持つことができます。しかもポイントは1つのリクルートIDに合算されます。ちなみにVISAとMasterCardを同時に発行することはできないので、国際ブランドの組み合わせとしては「VISA」と「JCB」か、「MasterCard」と「JCB」の組み合わせになります。
リクルートカードの入会キャンペーン
リクルートカードの新規入会キャンペーンで最大6,000円分のポイントがもらえます。(2020年11月時点)
もらえるポイントは「リクルート期間限定ポイント」でPonta(ポンタ)ポイントには交換できません。リクルート関連のサイトで利用するならポンパレモールで物品購入するのが一番手っ取り早いです。実質無料で6,000円分の商品が手に入ります。
リクルートカードに関するQ&A
ここから先は、リクルートカードの細々した質問形式で詳細をみてみましょう。
Q. リクルートカードの暗証番号を変更したい
国際ブランドによって確認する場所が変わります。24時間いつでもネットで確認ができます。
Q. リクルートカードの再発行をしたい
国際ブランドによって問い合わせ先が異なります。カードの再発行には手数料がかかりますが、具体的な金額は公式サイトに記載されていません。手数料がかかることは覚えておきましょう。
Q. 2枚目の発行でのキャンペーンポイントはもらえる?
2枚目のリクルートカードでもらえるキャンペーンポイントは、カード発行でもらえるポイントのみです。カードの初回利用や携帯料金の支払い設定によるキャンペーンポイントは対象外です。
Q. リクルートカードの紹介キャンペーンはある?
リクルートカードでは紹介キャンペーンを実施しています。紹介した人がリクルートカードを発行すると、紹介者に2,000円分のポイントが付与されるキャンペーンです。最大10名まで紹介できるので、最大20,000円分のポイントが稼げます。なので家族に紹介してもいいかもしれません。紹介者も家族も入会キャンペーンでポイントがもらえます。
Q. リクルートカードの国際ブランドを変更したい
既に所有しているリクルートカードを解約してから、希望の国際ブランドで申し込みをすれば、国際ブランドを変更することができます。カードを解約してもリクルートIDにポイントは残っているので、同じリクルートIDで新規カードを申し込めばポイントをそのまま使うことができます。
Q. 貯まったポイントは商品券に交換したい
商品券への交換はできません。HOT PEPPERでお食事券に交換することはできます。
Q. 有料カード「リクルートカードプラス」に入会したい
年会費有料の「リクルートカードプラス」は2016年3月に新規申し込みを終了しています。それまでに申し込んでいた会員はカードを更新できるので、現在でも使えます。「リクルートカード」との違いは、ポイント還元率2%のほか、最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険が自動付帯です。
Q. どのポイントサイト経由で発行するとお得?
JCBブランドの「リクルートカード」関しては、
- ポイントミュージアム
- にゃんダブル
- ポイントスタジアム
- ポイントアイランド
- ポイントランド
(2020年8月5日現在)
というポイントサイトを経由すると2,520円相当のポイントを獲得できます。ポイントサイトの情報は随時更新されるので目安です。
リクルートカードのメリットとデメリット
リクルートカードのメリットとデメリット簡単にまとめました。
リクルートカードは年会費無料で高還元率なので、持っているだけなら全くデメリットがありません。強いていえば、カード発行で付与される「リクルートポイント」が系列サービスでしか使えないくらいです。電子マネーのチャージでもポイント付与があるカードは珍しいくらいなので「メリットしかない」といいたいくらいですが、デメリットもあります。
あえてデメリットという感じの内容ではありますが、注意ポイントとして覚えておきましょう。
リクルートカードはこんな人におすすめ!
ここまでの内容を振り返ってリクルートカードはこんな人におすすめです。
リクルートカードはポイント目的で利用するには抜群のカードで、さらに電子マネーチャージのポイントに重点をおいている人には2枚持つことで、かなりお得です。
また、付帯する海外旅行傷害保険は、「自動付帯」のカードと「リクルートカード」を組み合わせることで補償金額が上乗せされるので、ここでも他社の字自動付帯のカードと2枚持ちすることでいざというときにお得になります。与えられた条件から使い方を考え、足りない部分を他のカードで補うこともできるので、年会費無料で高還元のリクルートカードは持っているだけで負担はないのでおすすめしかないクレジットカードと言えるでしょう。
まとめ
リクルートカードは現存する年会費が永年無料のクレジットカードでは唯一の高還元クレジットカードとなりました。改悪条件がどんどん増える一方なので、今のうちに使っておかないといずれリクルートカードも1%やそれ以下になる可能性もゼロではありません。ヤフーカードや楽天カードなどの1%還元と比べるとたかだか0.2%となりますが、年間で見たら大きな差になります。しかもリクルートカードは毎月利用額合計に対して100円ごとにポイント計算されるので、ポイントの取りこぼしも少ないのが魅力です。
とにかくポイントが貯まりやすいカードなので普段使いには最適です。ぜひ今のうちに検討してみるといいでしょう。